この前おひとり暮らしの方をお家で看取る事が出来ました

その事をまとめたいのですが
なかなか時間がありません

それは母の認知症がかなり悪化しているからです

箸で食べ物をつまんで他の皿に移す事はできても
自分の口に運ぶ事はできなくなりました

だから全介助となっています

介護が増える事は私には一向に苦にはなりません

でも困っているのは質問攻めなのです

これをこうして
こうして
こうしたら
どうするのか?
と聞くのですが

何のことか
何を言いたいのか
さっぱり分かりません

色んな所を指差して聞いてきます
指の動きは大正琴をやっていた時の動きに似ています

それでいいよと言っても納得してくれません

こうしたらと言ってみると
いい加減だと言って怒ります

朝から夜遅くまでこの質問は続くのです
訳が分からなくなったから教えて欲しいと言うのです

家ではこうでもデイに出かけるとご飯も自分で食べれていました
歯磨きもうがいもできていました

でもそれも昨日からできなくなりました

その姿を見た社長から話しがありました

大変になっていると感じられた様です


介護は大変ではありません
ただ仕事と両立する事が大変なのだと思います

急に緊急訪問を代わって…
って気軽に頼む事は出来ません

以前私も出来る時は代わるから言ってね
ってよく他のスタッフに言ってましたが
ほとんど頼まれた事はありません

頼む方にとっては気楽に頼めない心苦しさがあるのだと
今更ながら感じています