みなさん、一本歯下駄トレーニングは続けていますか?

 

えっ!一本歯下駄トレーニングを知らない?

だったらぜひ、過去の記事も読んでくださいね。

 

でも、ホントにこのトレーニングは効果があるの?という方も多いですよね。

そこで、今日は「とも」が小2から始めて3ヶ月~半年くらいしてからの動きを、懐かしい動画を交えてご紹介します。

 

今日は「身体を浮かす」というテーマでお話しします。

 

 

1.「とも」が小3の一学期の様子


次の動画はドリブル練習の際の動きをスローモーションで撮影しました。

 

通常速度で撮影すると、動きの様子はなかなか分かり難いと思います。

でも、スローで見ると、どこがどのように変化しているのかが分かります。

 

ちなみに、この動画を撮影する半年前までの「とも」は、ドタバタした平面的な動きが多かったです。

牛若丸のようにひらり…ひらり…なんていう動きはなかったですね(笑)。

 

 

 

2.身体を浮かす様子

 

先ほどの動画から画像を切り出して見ました。

(1)ジャンプして伸び上がる動き

 

(2)着地する直前の動き

 

身体を浮かす時の動きなんですが、大切なポイントが3つあります。

(1)背骨のバネを使っている。

(2)手を広げたり上げたりしてバランサーのように使う。

(3)下半身の動きに頼らない。

 

次に、この3つのポイントを順番に説明しましょう。

 

 

 

3.背骨のバネを使っている

 

ヒトに限らず、動物は背骨のバネ作用を使ってジャンプします。

四足動物のジャンプ力で有名なのは「ネコ科」の動物ですね。

ネコを飼っている方なら分かると思いますが、ジャンプ力はハンパないです(笑)。

自分の伸長をはるかに上回る高さを平気でジャンプしますから。

 

ジャンプ系の球技で有名なのはバレーボールやサッカーですが、特に黒人系のトップアスリートたちは背骨のバネ作用が異常なくらいですね。

マイケルジョーダン→エアージョーダンと言われましたが、スローモーションで見ると滞空時間がスゴイですよね。

 

サッカーの場合だって、ジャンプする動きは必要ですよね。

この時に、下半身を使ってたらダメなんです。

背骨のバネ作用を使ってこそ、「身体を浮かす」ことが出来るんです。

 

 

 

4.手を広げたり上げたりしてバランサーのように使っている

 

手をバランサーのように使うという意味は大きく2つのポイントがあります。

(1)体幹を伸ばしたりひねったりする時に手の反動を使う

(2)腕の重さを使う

 

次のロビーニョのドリブルを見ると手を広げていますよね。

こうすることで、手の反動を使って体幹を伸ばしたりひねったりしているんです。

手を体側にピッタリ付けていたら、体幹をひねったりなんて出来ないでしょ?(笑)

 

(2)腕の重さを使う

これはバケツに水を入れて振り回すのと同じです。

要するに、遠心力が働いてバケツの中の水がこぼれないですよね。

 

遠心力をスポーツで活かす場合、動きが速いのは次のどちらですか?

(1)肩甲骨を脱力して自分の腕を振り回す。

(2)肩甲骨と腕に力を入れて振り回す。

 

答えは(1)の方です。

 

一本歯下駄トレーニングは全身をリラックスすることで効果が出ます。

リラックスというのは、関節の脱力ですよね。

そうすると、自然と腕の重さを使えるようになります。

そればかりではありませんよ。

足の重さを使ってキックをしたり、突破のドリブルで頭の重さを使って突っ込むことも出来ます。

 

 

5.下半身の動きに頼らない

 

これは背骨のバネ作用と同じですね。

背骨のバネ作用が使えるヒトは高重心なので、スポーツ選手としては必須の身体能力です。

詳しいことは過去記事をご覧ください。

 

実は相撲だって下半身だけじゃダメなんですよ。

お相撲さんって背筋を伸ばして姿勢がすごく良いと思いませんか?

これも背骨のバネ作用を使っている証拠なんです。

 

相撲の場合、どうしても平面的な動きが多いので、飛んだり跳ねたりすることは少ないですが、下半身の動きに頼っていたら出世は出来ません(笑)。

だって、お相撲さんって重たいでしょ?

もしも、下半身に頼っていたら、重たい上半身を荷物のように背負っているのと同じわけだからヒザや腰を痛めてしまいますし、動きが悪くなりますよね。

 

今日はいろいろなお話しをしましたが、要するに一本歯下駄トレーニングをすれば自然と軽やかな動きが出来るというわけなんです。

 

次回も同じようなテーマでお話します。

 

よろしかったら参考にしてくださいね目

 

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