歯並びが今「その状態」にあるのは、
身体全体の中でその位置、その並びという
バランスをとった結果なのです。
結果としてのバランスに良いも悪いもありません。
骨格標本のような体、生活、考え方、生き方
の人っているでしょうか?
一般の歯列矯正というのは、
その人の基準で歯を並べるのではなく、
その人に関係ないところで決められた基準に基づいて
歯を並べていきます。
その人を見ず、症状を診る、というやつです。
この女性は、歯列がやや狭いです。
読脳で調べると、骨盤が閉じている傾向です。
同時に、肺の機能が十分ではありません。
何をするにも疲れやすく、物事に対して積極的になれないそうです。
歯列を広げるためのマウスピースを装着します。
一般的なマウスピース矯正より、かなり拡大しようというもの。
当然に装着すると痛いです。
骨盤を正常にする目的で重力バランス軸を見つけます。
その方向に身体を傾けると・・・
「マウスピースが痛くない!!?」
元の姿勢に戻すと、・・・
「やっぱり痛い!!」
重力バランス軸を修正する方法を指導。
自分自身で骨盤が開くよう調整中です。
同時に、マウスピースを装着すると、
「呼吸がしやすいです!!」
マウスピースを口に入れたら
呼吸しにくくなりそうなものですが
《患者さんから、日々の報告をいただきました。》
↓ ↓ ↓
~1日目~
マウスピース装着開始。
上あごのほうは痛くないが、下あごのほうは痛い。
教えてもらった重力バランス軸調整(左前方15度)をやると
装着時の痛みがなくなった。
~2日目~
マウスピース着脱時、重力バランス軸を調整すると痛くない。
マウスピースを着けていると呼吸を深くすることができ、胸を張ることができる。
~3日目~
マウスピースを着けていたほうが身体が疲れにくい。
~4日目~
マウスピースを着けて寝ると寝つきもよく、
朝起きたときによく寝れた感じがあり、スッと起きれる。
~5日目~
着けているときと着けていないときの身体の疲れが違うことを実感する。
人と会うときは喋りにくいのではずさないといけないが、ずっと着けていたい感じ。
キチンと着けているときははずしたくないので間食が減ってきた。
口の中(歯)だけをいじる歯列矯正は、
見た目が整ったというだけで、身体全体の調和からいえば
極めてバランスを崩した状態と言わざるを得ません。
だって、身体にいろいろとあったことで、結果的にガタガタ(?)な
歯並びでせっかくバランスをとっていたのに、
身体にいろいろとあるのは変わらない状態で
暴力的に無理やり整列させられるのですから・・・。
子供の頃からの性格というのもやはり、
肉体とのバランスをとってきた結果なのです。
本を読んだり、気付きを得たりして
そうそう劇的に変えられるものでもありません。
こういうと、だいたいこう反論されます。
「歯がガタガタだから身体の不調を起こしたんだよ!!」
・・・まったく・・・
歯医者は変わり者が多いですから。
身体はすべてつながっています(^^♪
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