いつかは、純銀のアンティークティーポットを一つ持ちたい。

紅茶好き、アンティーク銀器好きの方なら必ずそう思う日が来るのではないでしょうか。

アンティークはほとんどのケースで同じデザインのものが出てくることはめったになく、どこかで見た、このデザインのものが欲しい!と思ってもいろんなところを探しても帯に短し、たすきに長し、でなかなか気に入るものが出てきません。

アンティークの国イギリスに居れば好みのデザインが簡単に手に入ると思う方もいるかもしれませんが、アンティークフェアやオークションなどをいろいろ探しても、これだ!と思うティーポットに出会うことは稀です。

そして、ここ最近はどんどん難しくなっていると感じます。

純銀のティーポットは値も張りますので、しょっちゅう買い替えるわけにはいきませんので、選ぶ目がどんどん厳しくなってしまうのですが、 今年に入って、これだ!と思えるものにようやく出会えました。

私がこれだ!と思うものですので、すべての方々にお気に召していただけるとは限りませんが、私の想像していたものは

洋ナシ型であること。
透かしの入った猫足であること。
ふたの摘みがお花の鋳金細工であること。(きれいであること!)
ハンドルが白鳥の羽を模したものであること。
スパウトにもエレガントな装飾があること。
ボディーは、チェイシングかエングレービングで 流れるようなスクロールにお花をあしらったものであるもので、派手すぎないもの。

これにすべてチェックが入るティーポットに出会うことができました。

 

アセイオフィス:ロンドン

制作年:1856年

製作者:James & Nathaniel Creswick

 

ティーポットの前と後ろに貴族の家紋が入っており、この家紋の模様が異なったものであることから、家紋は結婚したカップルの実家のものだと想像できます。奥様の実家の家紋が入るということは奥様のおうちも相当地位が高かったのかもしれない、といろんなことを想像してしまいそうです。

 

一つ、純銀の良いティーポットを持ちたい、と思われる方にぴったりのティーポットです。

 

 

動画でもご紹介しております。

動画のほうが、立体感があり、よりわかりやすいですね。全画面表示でご覧になることをお勧めいたします。

 

 

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