銀幕大帝α

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パシフィック・ウォー

2017年09月21日 14時41分31秒 | 洋画アクション
USS INDIANAPOLIS: MEN OF COURAGE
2016年
アメリカ
129分
アクション/パニック/戦争
劇場公開(2017/01/07)




監督:
マリオ・ヴァン・ピーブルズ
出演:
ニコラス・ケイジ
トム・サイズモア
トーマス・ジェーン
マット・ランター
ジェームズ・レマー
ブライアン・プレスリー
ジョニー・ワクター
アダム・スコット・ミラー
コディ・ウォーカー
キャラード・ハリス
ユタカ・タケウチ
マンデラ・ヴァン・ピーブルズ
エミリー・テナント
ヴェロニカ・ロサティ
マックス・ライアン
ホセ・フリアン
パトリス・コル




<ストーリー>
1945年。マクベイ艦長率いる重巡洋艦・インディアナポリス号は、フィリピン海で日本軍の攻撃を受けて沈没。太平洋を漂流する羽目になったマクベイたちは、獰猛な鮫に襲われ次々と命を落としていく。

-感想-

そりゃあ自責の念にかられてノイローゼ起こして頼りになる妻は先に死亡しているし、自害という残念な選択をするのも仕方がないかもですな。
多少は「鬱病」も患っていたのかもしれない。
乗組員全員の命を預かる艦長という立場は大変なんだなぁとしみじみとした気持ちにさせられました。
けど観た感じ、先に自分より衰弱しきっている乗組員を救助させてたりと上司として立派に務めを果たしているように思えたのだが、その現場を実際に見ていない遺族にとっちゃ、全部艦長が悪い、て怒りと悲しみの矛先を彼に全部ぶつけざるを得ないてのは、まあ分からん事も無いのだが。

軍艦を沈めた張本人でもあり、敗戦国でもある日本人が証人として出廷するシーン、その後に艦長と話し合うシーンを観て、流石武士道の国だわと思った。
義を重んじるその心得、同じ日本人として誇らしい。
何時までもしつこく慰安婦!慰安婦!と騒いでいるどこぞのバカ国民には見習って貰いたいものだ。

本編1時間以上を漂流だけで引っ張る潔さに感心。
下手したらダレそうだが、凶暴なサメが常に徘徊しているというのが緊張感を持続させてくれている。
どことなく漂流者に近づいてくる際の音楽も『ジョーズ』に似せてきてるし。
下や横を泳ぎ、腹が減れば飛び掛ってくるサメの描写はとてもリアル。
逆に潜水艦や人間魚雷の描写がやけに貧弱だったのだが、予算が足りなかったのかな。
リアルと言えば魚雷数発打ち込まれて艦内パニックに陥り、軍艦が真っ二つに折れ、縦に沈んでいく一連の過程も見所満載でした。

実際に起きた史実を映画化したものですが、こういった英雄は、亡くなってから評価し直され、表彰されるてなパターンが多いよね。
その時々の国(政府)の考え方が違うからこういう風になっちゃうんだろうけども、生きている間に称えてあげて欲しいわな、そしたらその人の人生も大きく変わるかもしれんし。
この作品の艦長も自害しなかったかもしれないと考えるといたたまれないよねぇ。

片想いしていた女性を友人に取られションボリしていた通信兵が、漂流中にその友人が出血多量で死亡した瞬間、号泣していましたが、内心では「っしゃ!クララは俺が貰ったでぇ!」と喜びまくっているんじゃないのかと思ってしまった私は完全に心が汚れきってしまってますわ(笑)。

評価:★★★☆
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