レッドは絵が好きな子です。ちょっぴり人より
絵が上手です。
 
 
でも 私は才能を伸ばしてあげることは
あまりしていない気がします。
 
 
それどころか 何度かこの才能を潰しかけた
経験があります。なので参考までに書いておきます。
 
 
レッドがコンテストの絵を描いている時 あまりにも
独創的な構図で 理解できませんでした。
 
 
これなんですけどね。なんで 水面が縦に
渦を巻いているのか???
_
 
 
レッドの説明に、『普通の人には 理解できないわ。
そんなんおかしいやん』とつい言ってしまいました。
 
 
レッドは 僕の絵はおかしいのか、僕はおかしいのか
反抗期も重なり 激怒して作品を破りそうになりました。
 
 
普通の人ができないことは 決して悪い事では
なく 芸術にとっては大切なことだと説明しても
後の祭りでした。
 
 
言葉の伝え方は センシティブな思春期の時期には
特に慎重になったほうが良いようです。
 
 
ある日 若い頃美術の方を先行していた友人に
レッドは変わっていて 一般に馴染めないと
伝えると・・・
 
 
その友人も昔は とても独創的な発想をしていた
けど、いつの間にか人に合わせたり、ひと目を
気にするようになって 普通の人になってしまったと。
 
 
このまま レッドの独創性を潰さないでねっと
アドバイスを受けました。
 
 
それまでは 日本人特有のみんな一緒!に私も
縛られ、レッドを集団に入れようをした事もありました。
 
 
その日から 自由にやらせるようになりました。
そして 人と違うことはとても素敵なことだという
考えをよく話すようになりました。
 
 
私には 6歳上の姉がいます。芸大に行っていた
独創の塊のような人でした。私にとってカリスマです。
 
 
姉は 私に人と一緒はつまらない。人と違うこと、
人と違う服装、人生を選びなさいと教えてくれました。
(小学生の頃です)
 
なので 私の価値観として 人と違うことは
とても素敵なことだと思っています。
 
 
レッドとゴールドにも この素敵な考え方を
教えてあげることが私の使命なのかも。
 
 
ロータスは 他のママとちょっぴり違うけど
そこが好きなんだよなーって子供に思われる
ような人になりたいです。
 
 
姉が 私に個性的な生き様を見せてくれたように・・・
ロータスも その素敵さを見せてあげれたらな~。
 
 
才能を伸ばす方法はわかりませんが 親の
役目は 才能を潰さないであげる事かもしれません。
 
 
幼稚園の頃から 数人の先生に 『レッドくんは
時々 違う世界に行ってしまいます。』と言われました。
 
 
どこか遠くを眺め 意識が違う世界に行ってしまっている。
私は レッドを普通に戻さないとと悩みましたが
あの時 無理やり普通の枠に押し込まなくてよかった。
 
 
今も夕方から寝ているレッドは ある意味 別の
世界で夢見中。
 
 
これから どう育っていくのかな・・・・
 
 
そろそろ 起きんかいドンッ
 
 
 
 
 

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