息子が保育園に行き、ほっと一息の朝。
窓から見える青空がきれいで、保育園のお散歩はきっと楽しいだろうな〜と、連れて行ってもらえることをありがたく思っている時間です。
パネリストたちと井上理事長を囲んで
おはようございます。
35歳からの『なりたい私』をファッションの力で叶えるブランディングプロデューサー・千野チカ（パーソナルコーディネーターⓇ・スタイリングカウンセラーⓇ）です。
1129イベントの話が続いております。
備忘録も兼ねておりますので、今しばらくお付き合いくださいね。
さて、今回のイベントでは、私はひとつ大役をいただいておりました。
パネルディスカッションのファシリテーター。
当日は
① 「ファッションで起業した私たちの想いと働き方」
② 「ママだからこそ!パーソナルコーディネーターと しての時間とセンスの生かし方」
③ 「全国どこでもお仕事できます! パーソナルコーディネーターの魅力的仕事術」
という三本柱でパネルディスカッションを開催していました。
このうちの2つ目「ママだからこそ!パーソナルコーディネーターと しての時間とセンスの生かし方」で、進行を司るファシリテーターのお役目をいただいておりました。
昨年2015年4月に、ママになったばかりの私。
仕事復帰は7月だったので早いほうなのですが、実はその後、迷走しました。
今まで仕事が中心！のライフスタイルだった私。
やりたいことをやる！ やりたいようにやる！ それが一番！ だったのに、できなくなった（当たり前っちゃ当たり前なんですが…(^_^;）。
縁あって入れた保育園に預けたからには、これまで通り好きなように働けるわ！ と思ったのもつかの間、それが幻想であることを知ります。
ママの現実って、時間がない！
正直、時間なんて作るもの、って想っていました。私。
でもね！ 作りたくても作れない時期というものが存在するんだ、と。
それが子育てに忙しい『ママ』中心時代なのだ、と。
本当に気づいてすぐ落ち込んで悩みまして…。
どう働けばいいんだ！？
そんな時、相談したり参考にしたのが、協会に所属する先輩ママたちだったんです。
そんな経験から、同じように悩み、一歩を踏み出せない、パーソナルスタイリスト、パーソナルコーディネーター、または全然違う夢を持っているママたちにお役に立てるお話が聞けるのではないか、とその気持ちひとつでつとめさせていただきました。
パネリストをご紹介させてくださいね。
左からよしなみりかちゃん。（http://ameblo.jp/iandmy/）
私の同期でもある彼女は2012年に起業。
千葉・船橋を中心にママ専属スタイリストとして活動し、メディアからも取材を受けたり、百貨店のイベント等でもスタイリストとして活動をしている、ママスタイリストの先駆け的女性です。
彼女の仕事の仕方は、育児中心！
起業した当初より、幼稚園・小学生に通うお嬢さんたちを家で『おかえり』と迎えてあげたい、と午前中だけの限られた時間だけを仕事に当てる…というスタンスを、未だぶれずに続けています。
それでも、企業からお仕事が来る。
その秘訣を伺わせていただきました。
真ん中は渋谷てるみちゃん。（http://ameblo.jp/terumin0208/）
Sサイズ専門スタイリストとして2015年から活動。
駐在ママとして数年に渡る海外生活のあと、帰国した日本でおしゃれ迷子、自分迷子になったというてるみちゃん。
もがくなかで生活を整えるためにライフオーガナイザーの勉強をし資格を取得。その後、お洋服好きが高じてクローゼットオーガナイザー、そしてパーソナルコーディネーターの道へ。
とても華奢で品の良いおとなしやかな印象ですが、男の子2人のママ。芯がとてもしっかりしているてるみちゃんにはファンも多く、リピーター様も付いている、信頼されるパーソナルコーディネーターです。
そして、木村えりなちゃん。（http://ameblo.jp/eri-na-5/）
今年起業したばかりのホープ。
元CHANELでファッションアドバイザーを務めていたという抜群のキャリアを持ちながら、結婚、そして妊娠出産後、専業ママとして家庭に入っていました。
〇〇ちゃんのママ、木村さんの奥さん、そう呼ばれ、それが自分に求められている役割だと生活してきましたが、昨年、もう一度自分のやりたいことをしたい！とパーソナルコーディネーター認定講座を受講、子供たちの幼稚園等の行事が落ち着くのを待って、正式に6月から活動をスタート。
まだ半年ほどしか経っていませんが、ストリートアカデミーでは満席続き、そして渋谷モディでファッション講座の講師を務めるまでに。
これからの活躍が期待される若手の一人です。
＊ ＊ ＊
それぞれに、子どもが2人。
そして、皆、小学生以下。
おそらく一番の課題、悩みは時間的制約。
そして、専業ママからの起業。
スタートから今に至る間の悩み、そしてどのように乗り越えてきたかを伺いました。
その中で、印象的だったのがよしなみりかちゃんの言葉。
できないことにフォーカスするのではなく、できることにフォーカスする。
限られた時間だと、できないことが逆に気になる。
SNSを見ているとキラキラ活躍している人が一杯いる。
でも、振り返ってみれば自分には時間がなくてできない。
そして、できないのは時間のせいばかりでなく、自分自身のせいではないか、と自分を責める。
…でも、違うよね？
違う。
上にも書いたけど、私もママになってはじめて知ったけど。
誰が何と言おうと、どうしても時間が作れない時期もある！
よくね、じゃあ、寝る間を惜しんでやればいいって言う人がいます。
でも、私は睡眠時間を削ったら私が倒れることが分かっている。
その結果、息子に影響が出る。
母親として、それだけは絶対にしたくないから、私は絶対睡眠時間は削らないって決めています。
そのことに気付いた時、私の中での優先順位が仕事→育児に変わったことを、私自身が気づきました。
そして、復帰して産前と同じように働けずモンモンとしていた悩みがすーっと消えていったんです。
てるみちゃんは、
コツコツ、やると決めたことをきちんとやる
ということを教えてくれました。
また、えりなちゃんは、
家族に感謝して、仕事をせいいっぱいやる
ということを話してくれました。
いずれもママとしての働き方の大事なポイントですね。
私だけでなく、りかちゃんもてるみちゃんもえりなちゃんも、未だにジレンマ、葛藤を抱えています。
こんな働き方でいいのか。
もっとできるんじゃないか。
もしくは、もっと子供たちを優先するべきじゃないのか。
ママだからこそ抱える葛藤。
きっとそれはずーっとずっと抱えていくのだと思います。
私も、きっとそう。
でも、それでも。
起業して良かったですか？
良かった！！！
…と3人は答えてくれました。
（もちろん、私も！）
ちなみに、ちゃんと投資した分モトも取れているそうです！
あー。
ここまで書いてきて、思い出しちゃって、なんだか涙が出てきた(笑)。
私的にも本当に貴重な時間を過ごさせていただきました。
このパネルディスカッションは動画を撮ってあると言うことなので、楽しみにしています。
実際、かなり緊張していたし、なぜかやたら口が渇いて何度も水を飲むことになったし(笑)、途中でつっかえまくりだったんですが、でもやっぱり。
ちゃんと聞きたいな。
りかちゃん、てるみちゃん、えりなちゃん。
本当にありがとうございました。
そして、ママでも夢を抱えているすべての方へ。
葛藤を抱えてもいいじゃない。
できないことがあってもいいじゃないですか。
それで悔しくて悔しくて泣いたとしても(笑)。
その葛藤やジレンマを共有できる仲間がいれば、きっと前に進めます！
だから、『私らしく』なりたい私を叶えて。
ママも妻も全部ひっくるめての『私』としての人生を。
楽しく豊かに過ごしましょう！
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次回はやっと当日のファッションについて〜ｗ
