長い長いパイズリしながらの亀頭舐めの後で、薫が乳房を押しつけていた両手を離すと、恥ずかしげもなく勃起した加藤の肉棒がビンとそそり立った。
「あん! すごい」
つぶらな瞳で加藤の顔を見上げた薫が、ゾクッとするような笑みを浮かべた。
そのまま大きく開いた唇に、亀頭がすっぽりと包み込まれていった。
「うぅっ、薫……」
亀頭を口の中で舐め回しながら、両手を加藤の太腿に添えて、口だけで愛撫し始める。根元まで咥え込んで、ジュブジュブと音を立てて出し入れする。節くれ立ったペニスの幹が瑞々しい唇に出入りする光景が、目の前で繰り返された。頬を大きく窪ませて、肉棒を吸引する薫の表情に脳みそが痺れていく。
潤んだ瞳は、ずっと自分を見つめていた。
「お、俺、もう……」
唾液を滴らせながら肉棒から口を離して、薫が囁いた。
「ねえ、平井さんとはアソビなの? ホンキなの?」
「えっ……あの、ええと、それは……」
「私とエッチしたこと、彼女には黙ってるつもり?」
「いや、そ、それは……」
「私は二股とか、セフレとかイヤだからね。ちゃんとしてくれなきゃ……」
猫のような瞳になじるような色を浮かべて、ゆっくりと立ち上がった。そのままクルリと加藤に背を向けて、湯船の縁に手をつきヒップを突き出した。
「……欲しいの。すぐに入れて」
淫蕩で美しいヴァギナ全体が蜂蜜のような粘液にねっとりとコーティングされて、肉厚でピンクの小陰唇がぱっくりと開き、その奥の粘膜が蠢いていた。
「加藤君のせいよ。今日は、エッチが止まらないの」
「……か、薫」
加藤はいきり立つ肉棒を右手で押さえて、求め蠢くヒップに近づけた。そのまま息づく膣口に亀頭を宛がい、ウエストを掴んでから一気に腰を突き出した。
「ああぁぁぁーっ!」
丸々とした桃尻が跳ね上がり、薫の全身にグッと力が入った。
「い、いきなり奥まで……う、うれしい」
瞬く間に無数の軟体生物が、ペニスの隅々にまでまとわりついてきた。入り口の粘膜が、濡れた真綿の優しさで締め上げてくる。淫蕩な名器の感触を味わうために、加藤はことさらに大きく、ゆっくりと出し入れしていった。
「ああっ、いい、感じるよ」
薫も同調して、緩やかにヒップを揺らしてきた。
「気持ちいいよ、加藤君の……チ×ポ」
ふしだらに囁いて、グッ、グッ、とヒップを張りつめた。
「ねえ、私のオ、オマ×コも気持ちいい?」
「う、うん……すごく」
激しく髪を振り乱し、淫らにヒップをしゃくり上げた。
「もっと、ちゃんと言って」
「か、薫のオマ×コ……気持ちいい。すごく、エロい入れ具合だ」
「いや、そんな……恥ずかしい。恥ずかしくて、あぁ」
そう言いながら薫は、ペニスを貪るように淫らに腰を動かした。
加藤は深く突き入れたまま薫に覆い被さり、左手で肢体を支え、右手をバストに伸ばしていった。凝り固まった乳首を弾きながらペニスを出し入れして、耳元で「薫のエッチなオマ×コ」「ヌルヌルのオマ×コ」と囁き続けた。
薫がわななく膝を曲げ伸ばして、肉棒を絞り上げ、捏ねつけた。
「もっと言って。いやらしくて、気が狂いそう」
膣口の粘膜がカリの窪みにまで、ぴったりと張りついていた。
「すごい、ああっ! もう死んじゃう」
ついさっき出したばかりだというのに、マグマがペニスの根元でグルグルと旋回して、噴火の秒読みに入っていく。足を踏ん張り、急ピッチで打ち込んだ。
「あっ、あっ! 激し……あぁっ、いいっ!」
射精間際の興奮と浴室の熱気で、全身から滝のように汗が滴り流れた。
汗まみれの肌がぶつかり、湿った音が反響した。濡れ滴る膣粘膜に肉棒を抜き差しする粘った音が、ことさらに大きく響き渡った。
「もう、もうッ、加藤君、一緒に……一緒に!」
薫の四肢が突っ張り、発射を求めるようにヒップがしゃくり上がった。
加藤はお尻の肉を掻き回すように揉みしだきながら、腰を振り立てた。
「くうっ、また、出る!」
二度目の射精だというのに、大量のザーメンが飛び出した。
「くる、くる、ああぁッ、いいぃぃーッ」
交錯する快感に身を震わせ、二人は浴室の床にへたり込んでいた。(つづく)
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