さて、私はサプリメント療法を初めてから7年くらい経過しますが、当時と比べるとだいぶ改善されてきました。


最初のアプローチはやはりモノアミン仮説に基づいて足りないであろう伝達物質を補う事から始めました。このブログでもよく紹介している

チロシンなどのドーパミンの元やアセチルコリンの元となるレシチンや

αGPC、CDP-Choline、セロトニンの元となる5-HTP、GABAなどです。これに+してPSやMVMやカルマグ、コルチゾール対策として御岳百草丸などの漢方薬も加えます。

この手法は一定の効果はありました。組み合わせはノウハウがいるのですぐにベストミックスが見つかったわけではないのですが、最近でも基本として飲んでいます。実際学習力などは向上しました。


次に、3年くらい前に、海外の文献を読んでいて、発達障害の人は胃腸の調子がよくなく、そのせいで、脳にも影響があるという記事を見つけました。この記事に共感した私は、さっそく高性能な乳酸菌を試し始めました。 どの菌がいいのかは人それぞれですが、

国内ならビオフェルミンやミリヤサン、海外ですとロイテリ菌だけのものなどといろいろ選べます。

この手法によって、だいぶ精神的な落ち着きは取り戻してきました。

ラクトフェリンなんかも飲んでますが。 ところで乳酸菌療法は海外ではブームですが効果はすぐに出ません。ちゃんとした効果を期待できるのは最低でも半年、最終的には2年とかかかると思います。

あと体質に合わない乳酸菌は飲まない方がいいです。


さて次におととしぐらいから、今度は発達障害は免疫が弱くカンジダなどに感染しやすいし、アレルギー持ちも多いという論文を読みました。 それからやりだしたのはキレート療法です。NACなどを用います。これよによってだいぶ疲れにくくなってきました。


で最新の現在は上記の続きなんですが、発達障害全般で、免疫異常の可能性はかなりありそうです。以前の記事でも書いてますが

明らかに風邪を引いたり、免疫が落ちてると余計に多動がひどくなったり、短期記憶が壊滅的になったりします。


たぶんこの辺りの研究は世界中でやってるはずですが、体内におけるサイトカイン増加や、炎症物質増加、COXなどがキーワードですが

免疫が弱く、体内にもともとある真菌などが増殖したりすると、ますます調子が悪くなるものです。またもしかすると脳においても炎症物質が増加し、さまざまな部位を攻撃することで本来の脳の機能が大幅に低下している可能性もあります。 実際海外では抗菌剤などを投与することで自閉症児が大幅に症状が改善しているという話もあります。


あと、ADDは多動がなくて気力がなくぼんやりしていて疲れやすいというのが特徴ですが、これはやはり慢性疲労症候群CFSと関係が多いにあると思っています。最近のニュースでは免疫異常が言われています。結局のところ、カンジダ、真菌、EBウイルスなどもともと免疫が強い人ならなんてことないウイルスが、発達障害の弱い免疫機能にとっては脅威かもしれません。


ゴタゴタ書いてますが、 これに対してじゃあ免疫を上げるということになりますが、抗菌剤とかはさすがに個人で試すものでもないので私は、なんか胡散臭くなりますが、霊芝、冬虫夏草、ベータグルカン、アミノ酸のグルタチオン、エピコール、アストラガルス、エキナセアなどを試しているのです。 これに関しても結構よさそうです。

ただまだ,どれとどれが一番よさそうなのか分からないので、人柱的に試している段階です。