今週から来週末まで読書週間。若者が本を手に取りますように。

今週の月曜日10月27日(月)から来週の日曜日11月9日(日)まで読書週間です。1924年に日本図書館協会が制定して一旦廃止されましたが、復活しこの期間になったとのことです。

若者にはぜひ本を手にとってもらいたいです。最近、1ヶ月で1冊本を読む人の率が約半分というデータが発表されました。半分とは少ない。。。たくさん本を読もう!とは言わないけど、ぜひ1冊でも良いから若者には手にとって読んでもらいたいと思っています。

電車に乗っているとスマホを見ている人が多いです。画面の中まで見ることはありませんが連打をしていたりするのを見るとゲームだろうなと予想できます。私は電子書籍をスマホで読むことがありますがページをめくるときにしか画面をさわりません。

本の中には情報があり表現があり想像があります。場面を想像する。自分で考える。歴史を学ぶ。本によっていろんな学びがあると思います。

忙しくて読めないと昔は思っていましたが、「本を読まないから本を読む時間がない」という言葉を知ってから読むようにしたら読む時間をつくることができました。本を読むという優先順位が上がったのです。

日頃あまり本を読むことがない若い方がこの記事を読んでくれていましたら、ぜひこの機会に本を手にとってほしいと思います。

それにしても、この読書週間が始まった27日の月曜日はいつもと変わらずに福島県立図書館や福島市立図書館など行政の図書館は休館でした。ホームページを見ると「読書週間」という期間を伝えることもしてないですし本を手にとってもらえるような仕掛けも特にはしていないようです。福島県の教育ってこれで良いのでしょうか?と思うばかりです。

ちなみにTSUTAYAと提携して運営している佐賀県武雄市図書館は営業していました。樋渡市長はTwitterで読書週間のことを発信し全国の図書館がこの週の始めに休みになるのはおかしいと発信していました。教育への意識の違いと思われても仕方の無いことですね。