3月17日(2)ヒースロー空港編・最終日の期間限定一カ月ロンドンっ子生活 | Beauty-Full Wonder-Full Love Live Life

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存在そのものがアートなyukeyはとびらをひらく魔法の鍵。

 

 

 

「ロンドン最後の日に雪なんてって感じです」

「ロンドンで雪はあまり降らないんだけど

2週間前も降ってあたり一面真っ白だったんですよ」

「あ、その時も私、ロンドンにいました」

って

運転手さんとお天気について会話を交わし

車は動き出したのだけど、

動き出した途端

曲がってきた車と正面衝突しそうになって

びっくりした(笑、(笑)じゃないよって話だけどw

 

 

 

こっちもゆっくりで向こうもゆっくりだったから

ギリギリのところでぶつかりはしなかったけれど、

びっくりしたなあ。

一瞬、本当に一瞬

「これで喧嘩になって飛行機乗り遅れたらどうしよう」

って考えたよね(笑)

向こうの車を運転してたお兄さんは

顔がマジギレしてたけど

(今でも思い出せるくらい)

私の車の運転手さんは笑ってた。

 

 

 

 

そういえば私、

バスには何度か乗ったけれど

こっちで普通に車に乗るのって

初めてだなあって思いながら

流れてゆく寒そうな外の景色を眺める。

 

 

 

 

こちらに来て最初の週末とかに

歩いて来てみたあたりとか、

「ああここプリベット通りっぽいと思ったんだよなあ」

とか

「そういえばこのお店、可愛いって思ったなあ」

とか

ほんの3週間前のことなのに

随分と昔のことのような

前世の記憶のような気すらする。

 

 

 

これは最初の頃に撮った

Wembley Park駅から反対側のWembley Central駅方面に

向かって道に迷った散策した時の写真。

 

 

 

 

 

似たような家が連なってても可愛いのは不思議だ

 

 

 

 

高速道路に入ると窓の外は一段と白い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロンドンは木までロンドンっぽい。

枯れた幽霊の手みたいな木の枝を見るたびに

古いお屋敷の暗い階段を上る

ヴィクトリア調のドレスを着たご婦人の幽霊を

連想したものでした。

 

 

 

 

ウェンブリーパークからヒースロー空港までは

30分くらいだったかな

スムーズに、思ったよりも早く着いた。

ああ、でも車を降りたくない。

だって、荷物が多いんだもの。

一人で荷物を運ばなきゃならないんだもの。

 

 

 

 

空港に着いたらば、

最初のミッションは

ステップ③無事にタックスリファンドの手続きをする

です。

そう、昨日パッキングが終わった後に思い出して

書類を書いたアレです。

 

 

 

 

もうとにかく荷物が多くて重くて

自分で探すのやなので

すぐに空港の職員の方に場所を尋ねる。

(商品を見せろと言われる場合もあるので

預け入れ荷物に買ったものを入れる場合は

荷物を預ける前にが鉄則らしいの。

タックスリファンドが申請できるほどのものは

やっぱり一応鍵付きのスーツケースに入れたいでしょ?

昨日の日記参照w)

 

 

 

 

並んでるのは4組くらい。

週末は30分くらい並ぶこともあるって読んだから

楽勝すぎて

せっかち万歳と心の中で叫ぶ。

 

 

 

 

列の入り口で

ポンドか円かどっちで返して欲しいかって聞かれて

円って答えたら

すごい殴り書きのメモ(多分JYEN)を渡され、

並んでると程なく呼ばれる。

 

 

 

荷物を見せろと言われることもなく

よくわからないままに手続きは進み

5,000円札3枚が戻ってきた。

ここで面白かったのが、

この5,000円札が、ほんとにおもちゃみたいで

これは偽札ではあるまいな? と疑ってしまったこと。

偽札じゃなかったとしても

「樋口一葉って今の5,000円だっけ? 前の?」

ってその辺りがよくわからなかった。

だからお金っておもしろいよね。

実は本当に紙切れなんだよねえ。

 

 

 

 

で、続いて

帰国までのステップ④無事に荷物を預ける。

 

 

 

 

バッグドロップのカウンターに辿り着くまでに

自分がカウンター間違えたのと、

正しいカウンターに行ったものの

「ここ混んでるから別のカウンター開けます

そっち行って」って言われ

都合4箇所くらい、大荷物を持って移動して汗だくw

 

 

 

最終的に辿り着いたCカウンターは

右端の人が一番優しそうだなあ、って

思ってたら

ラッキーなことに右端の人に当たった。

 

 

 

プライマークで買った小型キャリーは

問題なくイン。

しかしやはり、大型のキャリーは

重量オーバー。このままだと追加で60£必要と

係の女性が言う。

 

 

 

 

でも、すでに私の心は決まっていて、

ここで荷物を広げてじたばたするくらいなら

潔くお金を払おうと思っていたので

オッケーと答えた。

 

 

 

 

でも、彼女の方が私の答えに難色を示し

「荷物を少し移せばなんとかなる」と言ってくれた。

でも私は

「もうどのバッグにも余裕がないからいいです」

と答えた。

 

 

 

「そんなこと言わずに、ジャケット一枚くらい

動かせない?」

 

 

 

 

ジャケット一枚?

動かした時の感覚も来るときよりかなり重い感じがして

私はてっきり27〜28キロになってるはずと踏んでたのに

ジャケット一枚?

 

 

 

 

心動くよね?

「ジャケット一枚程度の少しの超過なのですか?」

「そう。こんな程度の超過に60ポンド払う価値はないわ」

と断言する係の女性。

 

 

 

 

その言葉に、いとも簡単に私の心は動いたよね(笑)

その場でスーツケースを開けて、ニットを一枚抜いて

重さを測る。

「もう一枚」

二枚でどうだ! とばかりに(古いw)

重そうなパンツを一枚出して重さを測る。

「んー。他にもっと重いものないかしら、ジャケットとか」

そういえば、と

化粧品を買ったときの箱がやけに重かったのを思い出し

箱を取り出して

係員の女性の顔をチラ見すると

 

 

 

 

「(んーーーーーー。。。。。)」

と、眉間にしわを寄せてちょっと考えた後に

「オッケー、まあ、これでいいわ」

ってオッケーが出た!!!!!

親切なアドバイスありがとう、と

お礼を伝えたら

にっこり笑ってくれた。

 

 

 

ステップ④無事に荷物を預ける もとりあえずは完了!

 

 

 

 

スーツケースとキャリーからは解放されたものの

ニットとパンツと化粧品の箱で

モッコモコになったバッグを二つ持って

お次はステップ⑤セキュリティチェック通過ね。

これは余裕と思ってたよね。

 

 

 

 

鼻歌を歌いたいくらいでセキュリティのエリアに入って

はたと気づいたのは

化粧品がバッグの中にあるということ。

確か100グラムを超える液体系は

手荷物として持ち込めなくて

没収されるんじゃなかったっけ。。?

(いや、ちょっと高かったけど欲しくて買った化粧品なのよ)

 

 

 

 

また変な汗をかきながら

係の女性に訊いたら

「このくらいなら袋に入れれば大丈夫」

と教えてくれてホッとするも

なんか荷物チェックの流れがいまいちわからず

まず途方に暮れそうになり

 

 

 

 

荷物がやっとベルトコンベアを流れてくのを横目で見ながら

あの金属探知機?のゲートで引っかかり

靴を脱いで

テレポーテーションしそうなカプセルの中で

改めてチェックされるも

まだピーピー鳴られて(笑)

女性の検査官によるボディチェック開始。

なぜゆえに?

と、思っていたら

犯人は

空港の中を大荷物で歩き回って汗かいて

暑くなって髪を留めたバレッタの留め金でした。w

検査官の女性も

「‥‥‥だけど、このバレッタ綺麗ね」

って笑ってた。

 

 

 

 

帰国までの

ステップ③無事にタックスリファンドの手続きをする

ステップ④無事に荷物を預ける

ステップ⑤セキュリティチェック通過

完了!

もう、本当に疲れたわ。。

その分ビールはうまいはず。

 

 

 

そう

全部手続きが終わったら

搭乗時間まで

空港内にしつらえられたパブで

朝ごはん食べてビール飲んで過ごそうと思ってたの(笑)

なぜなら事前のリサーチにより

例のWeatherspoonのお店が

第5ターミナルにあるって知ったからさ♪

 

 

 

 

ぷらぷらしながらお店を探して

見つけたWeatherspoonはあまり人が座ってなくて

朝だからかなラッキー♪って思ったのもつかの間、

「サービスはしてませんが自由に座って使ってね」

という意味の張り紙が。

空港でタップビールとイングリッシュブレックファストという

私の野望は残念ながら果たされず。

昨日の夜、パブに行っといて本当良かった。

 

 

 

 

仕方ないので向かいのBootsで

飲み物やサンドイッチを買って

ロンドン最後の朝ごはんを食べました。

 

 

 

 

空いてる

なんかこの金色のデコレーションがクリスマス風

 

 

 

 

 

あちこちで見かけたスムージーNaked

オールデイ・ブレックファストというサンドイッチと

お約束のキャロットケーキ。

本当にサンドイッチの中身が

日本では「ないな」すぎて可笑しい。

 

 

 

 

空港っぽいのを写したかったんだよね

後方の電光掲示板ね

 

 

 

 

ゆっくりしましたよー。ようやく。

あとは乗るだけだもん。

ここから、この投稿をいたしました。

 

 

 

 

やがて

電光掲示板に

私の乗る便のゲートナンバーが表示され、

最後に

昨日オイスターカードをリファンドしたとき

大量に出てきた1£硬貨を使うべく

お土産用のお菓子をさらに物色して

ゲートに向かいます。

 

 

 

電光掲示板に示された番号のゲートに着いたら

そこはもうロンドンの中のほぼ超リトル日本。

懐かしき日本語のざわめきに満ちていた。

私は窓際に腰掛けて

飛行機を眺めて時間を待つことにする。

 

 

 

 

 

 

 

 

お行儀よく飛行機が順番を待ち

飛び立っていくようすは何かかわいらしい。

るなさんが子どもの頃に好きでよく

寝る前に読んであげていた

勇敢な飛行機の子どものお話を思い出した。

 

 

 

 

そして、搭乗だよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

入国のときに撮ったのはこれ

 

 

 

 

天井、似てるようでちょっと違うね

 

 

 

 

来たときは予想外の青い空だったんだった。

発つときは予想通りの曇り空。

しかも

雪女の出国に際し雪が降るというおまけつき。