子供の頃は動物の暫定的な展示イベントとか好きで行っていたが、今では特撮物のイベントばかりになっている。
そういったイベントでたまにあるのは、展示物撮影禁止という札である。
大昔、学生時代、イッカクの剥製が展示されるのを見に行ったら、あろう事か撮影禁止である。
禁を破って撮影したが。
ウルトラマンフェスティバルなどは撮影禁止ではない、それどころか、イベントの収益を売店の使い捨てカメラの販売が一翼を担っているそうなので、撮影禁止にしたら儲けがその分なくなるのである。
ところが、横浜高島屋の円谷英二のイベントは全面撮影禁止。
池袋のゴジラのイベントは一部撮影禁止。
面白いものが展示されていても撮影できないのである。
うっかり撮ろうものなら、お姉さんがやってきて「ここは撮影禁止です」と丁重に断られる。
円谷英二のイベントは、円谷英二といいつつ初期ウルトラのイベントであり、撮影用の着ぐるみもアトラク用や近年リメイクされたものが多い、ケムール人の遊園地のコーヒーカップのミニチュアとかもあったが、撮影禁止である。
更に、展示されていたケムール人が、最近ウルトラマンギンガに出ているかっこいいスーツではなく、アイスジンのCMなどで延々と酷使されたケムール人だった。
ウルトラマンを作った男たちの時に新造されたと思しきシーボーズも二十数年を経てボロボロになって展示されている。ウルトラマンギンガにちらりと出たヒドラはイベント用らしく綺麗だ、テレスドンが新しい割りにぼろいのと対照的。
これら全部撮影できない。.
ゴジラのイベントは入場しばらくは撮影できるので、ゴジラとモスラ成虫の戦いは撮れるのだが、中から撮影禁止になるので、撮ると係員のお姉さんに止められる。途
平成ゴジラのモゲラとスペースゴジラも流星人間ゾーンの飛び人形も８４ゴジラから使いまわされた原子力潜水艦も、スーパーxファミリーも撮影できない。９６年版モスラ幼虫も撮れない。
ところが、ミレニアム時代の怪獣からまた撮影可になり、最後機龍は有料で撮影できる。
撮影可能なものと出来ないものの差がわからない。
サンティグジュペリのイベントで原稿が、それこそ劣化しないように薄暗い場所に展示されていたのはわかるのだが、剥製だの着ぐるみだのが撮影禁止になる理由は良くわからないのでした。
クリックしてください、撮らせてもらえません。