ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する私と、皆さまにお届けするブログです

1980年11月22日付 ビルボード 全米 Top40 バーブラ・ストライサンド Barbra Streisand - Woman in Love

2016-11-27 14:54:20 | 1980年ビルボードTop40
1980年11月22日付ビルボード All American Top40、2週目の1位はKenny Rogersの"Lady"。Kenny Rogersお得意のバラードで初めてのNo.1獲得。カントリーというよりもポップスバラードでのヒットではありますが、カントリー歌手では珍しいレギュラーチャートの1位となりました。

この週は珍しく1位から7位まで変わりませんでした。
2位は3週連続の1位の大ヒット、Barbra Streisandの"Woman in Love"。Barbra Streisand、Donna Summerとのコラボ曲"No More Tears"以来のNo.1獲得です。この曲、プロデュースはBarry Gibb、作はBarry & Robin Gibbのビージーズ、ビージーズの曲が1位になったのは1979年6月9日のThe Bee Gees"Love You Inside Out"以来です。
3位はDonna Summerの"The Wanderer"。ディスコの女王Donna Summer、"On The Radio"に続くヒットです。
4位は3週連続の1位の大ヒット、1位から陥落してもTop5内に粘っています、Queenの"Another One Bites The Dust"。Queen、"Crazy Little Thing Called Love"に続く2曲目のNo.1です。クイーン最大のヒットとなりました。
5位はDiana Rossの"I'm Coming Out"。4週間1位の大ヒット"Upside Down"に続くTop5ヒットです。

2位は3週連続の1位の大ヒット、Barbra Streisandの"Woman in Love"。
年間チャートは1981年の35位。年度途中で低い順位でしたが文句なしの大ヒットです。

"Woman in Love"、プロデュースはBarry Gibb、作はBarry & Robin Gibbのビージーズ、ビージーズの曲が1位になったのは1979年6月9日のThe Bee Gees"Love You Inside Out"以来、バックボーカルにはもちろんバリー・ギブが参加しています。
そしてBarbra Streisandとしてはなんと5曲目のNo.1ヒット。
この曲は収録されていたアルバム「ギルティ」からのファーストシングルカット。このアルバムはビージーズ全面協力で作成されたアルバムで、アルバムチャート3週間の1位、全米で500万枚以上売り上げた彼女最大のヒットアルバムです。


今週 先週 song / artist
1 1 LADY / KENNY ROGERS
2 2 WOMAN IN LOVE / BARBRA STREISAND
3 3 THE WANDERER / DONNA SUMMER
4 4 ANOTHER ONE BITES THE DUST / QUEEN
5 5 I'M COMING OUT / DIANA ROSS
6 6 NEVER KNEW LOVE LIKE THIS BEFORE / STEPHANIE MILLS
7 7 MASTER BLASTER / STEVIE WONDER
8 9 MORE THAN I CAN SAY / LEO SAYER
9 10 JUST LIKE STARTING OVER / JOHN LENNON
10 11 DREAMING / CLIFF RICHARD
11 17 LOVE ON THE ROCKS / NEIL DIAMOND
12 12 LOVELY ONE / JACKSONS
13 13 YOU'VE LOST THAT LOVIN' FEELING / DARYL HALL & JOHN OATES
14 14 WHIP IT / DEVO
15 16 HIT ME WITH YOUR BEST SHOT / PAT BENATAR
16 18 NEVER BE THE SAME / CHRISTOPHER CROSS
17 8 HE'S SO SHY / POINTER SISTERS
18 21 HUNGRY HEART / BRUCE SPRINGSTEEN
19 19 OUT HERE ON MY OWN / IRENE CARA
20 29 GUILTY / BARBRA STREISAND & BARRY GIBB
21 23 LET ME BE YOUR ANGEL / STACY LATTISAW
22 24 WITHOUT YOUR LOVE / ROGER DALTREY
23 15 DREAMER / SUPERTRAMP
24 35 EVERY WOMAN IN THE WORLD / AIR SUPPLY
25 25 UPSIDE DOWN / DIANA ROSS
26 32 EVERYBODY'S GOT TO LEARN SOMETIME / KORGIS
27 28 I'M HAPPY THAT LOVE HAS FOUND YOU / JIMMY HALL
28 30 GOOD OL' BOYS (DUKES OF HAZZARD THEME) / WAYLON JENNINGS
29 31 DEEP INSIDE MY HEART / RANDY MEISNER
30 41 DE DO DO DO, DE DA DA DA / POLICE
31 37 IT'S MY TURN / DIANA ROSS
32 34 THIS TIME / JOHN COUGAR
33 40 I BELIEVE IN YOU / DON WILLIAMS
34 20 ON THE ROAD AGAIN / WILLIE NELSON
35 50 CELEBRATION / KOOL & THE GANG
36 44 SEQUEL / HARRY CHAPIN
37 38 TURNING JAPANESE / VAPORS
38 39 IF YOU SHOULD SAIL / NIELSON/PEARSON
39 48 SUDDENLY / OLIVIA NEWTON-JOHN & CLIFF RICHARD
40 43 ONE TRICK PONY / PAUL SIMON

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (めった)
2016-11-29 08:38:57
この曲を和訳した時に下調べをしていて面白かったのは、バリーらビージーズが大物バーバラと対等な感じではなくて気を遣ってた?みたいな話でした。新人に曲を提供するのとは違い、日本にいる僕なんかには分からない格がやっぱりあるんですねー。
ビージーズよりも? (星船)
2016-11-30 20:55:44
めったさんこんばんは。
さすがはバーブラ・ストライサンド、あのバリーギブをビビらせるとは超大物ですね。1960年代から活躍して全米No.1が5曲、良い音楽を作ることには妥協しない超一流アーチストだからこそのエピソードですね。
あのジャケットはちょっと… (太ったボンジョビ)
2019-01-26 11:07:51
イントロで殺しに来ましたよね
バリーギブ、何でも出来ますね
ビージーズ時代は終わったけどまだまだ商売は出来る羽賀研二みたいなヤツですね
しかしバーブラの歌は良いなあ
あとこれ、サビの詞が嫌らしくてやり過ぎ、とかありませんでしたか?
未だに訳を見てないだすが…

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