ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する私と、皆さまにお届けするブログです

1980年8月23日付 ビルボード 全米 Top40 ダート・バンド The Dirt Band - Make a Little Magic

2016-08-24 22:48:38 | 1980年ビルボードTop40
1980年8月23日付ビルボード All American Top40、4週目の1位の大ヒットとなりました、Olivia Newton-Johnの"Magic"。ミュージカル映画「ザナドゥ」サウンドトラック収録曲です。Olivia Newton-John、John Travoltaとのデュエットソング"You're The One That I Want/愛のデュエット"以来のNo.1です。

この週は1位から6位まで前週と変わりませんでした。
2位はChristopher Crossの"Sailing"。2位を記録したデビューシングル"Ride Like The Wind"に続くTop5ヒットです。
3位はS.O.S. Bandの"Take Your Time (Do It Right)"、S.O.S. Band初めてのヒットでTop5入りです。
4位はThe Rolling Stonesの"Emotional Rescue"。The Rolling Stones、1978年に1位を記録した大ヒット"Miss You"以来のTop5ヒットです。
5位はDiana Rossの"Upside Down"。Diana Ross、1976年のNo.1ソング"Love Hangover"以来のTop5ヒットです。

この週25位はThe Dirt Bandの"Make a Little Magic"。最高位はこの25位。残念ながら年間チャートは圏外でした。
ダート・バンド、1966年にデビューしたカントリー界では超ビックネームです。ニッティー・グリッティー・ダート・バンドと名乗っているときとダート・バンドの両方ありますが、1971年にニッティー・グリッティー・ダート・バンドで"Mr.Bojangles"が9位まで上がる大ヒットを記録しています。
この曲の前作"An American Dream"はリンダ・ロンシュタッドがバックコーラスというよりもデュエットに近いくらい参加していた曲で、最高位13位を記録した私も大好きな曲でした。
そしてこの"Make a Little Magic"、今度は二コレット・ラーソンがデュエットで参加しています。
曲はギターが聞いている爽やか系ウエストコーストソング、二コレット・ラーソンのボーカルがとっても素敵です。
二コレット・ラーソン、45歳の若さで亡くなってしまっているのですがとても特徴のある良い声のボーカルが大好きでした。
大ヒットはしませんでしたが実に良い曲です。


今週 先週 song / artist
1 1 MAGIC / OLIVIA NEWTON-JOHN
2 2 SAILING / CHRISTOPHER CROSS
3 3 TAKE YOUR TIME / S.O.S. BAND
4 4 EMOTIONAL RESCUE / ROLLING STONES
5 5 UPSIDE DOWN / DIANA ROSS
6 6 IT'S STILL ROCK AND ROLL TO ME / BILLY JOEL
7 13 FAME / IRENE CARA
8 21 ALL OUT OF LOVE / AIR SUPPLY
9 9 LET MY LOVE OPEN THE DOOR / PETER TOWNSHEND
10 10 MORE LOVE / KIM CARNES
11 15 GIVE ME THE NIGHT / GEORGE BENSON
12 7 SHINING STAR / MANHATTANS
13 29 LATE IN THE EVENING / PAUL SIMON
14 14 MISUNDERSTANDING / GENESIS
15 16 TAKE A LITTLE RHYTHM / ALI THOMSON
16 17 INTO THE NIGHT / BENNY MARDONES
17 19 JOJO / BOZ SCAGGS
18 20 WHY NOT ME / FRED KNOBLOCK
19 28 LOOKIN' FOR LOVE / JOHNNY LEE
20 26 YOU'RE THE ONLY WOMAN / AMBROSIA
21 23 OLD-FASHION LOVE / COMMODORES
22 24 BOULEVARD / JACKSON BROWNE
23 27 DRIVIN' MY LIFE AWAY / EDDIE RABBITT
24 8 LITTLE JEANNIE / ELTON JOHN
25 25 MAKE A LITTLE MAGIC / DIRT BAND
26 37 YOU'LL ACCOMP'NY ME / BOB SEGER
27 34 ALL OVER THE WORLD / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA
28 32 HOT ROD HEARTS / ROBBIE DUPREE
29 33 ONE IN A MILLION YOU / LARRY GRAHAM
30 30 TULSA TIME/COCAINE / ERIC CLAPTON
31 35 SOMEONE THAT I USED TO LOVE / NATALIE COLE
32 39 DON'T ASK ME WHY / BILLY JOEL
33 11 CUPID / SPINNERS
34 12 COMING UP / PAUL MCCARTNEY & WINGS
35 22 STAND BY ME / MICKEY GILLEY
36 44 I'M ALRIGHT / KENNY LOGGINS
37 31 TIRED OF TOEIN' THE LINE / ROCKY BURNETTE
38 18 EMPIRE STRIKES BACK (MEDLEY) / MECO
39 45 HEY THERE LONELY GIRL / ROBERT JOHN
40 47 JESSE / CARLY SIMON

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (RW)
2016-08-25 22:15:08
「NGDB」大好きでしたね~!やはり最大ヒット曲「ミスター・ボージャングルズ」とケニーロギンズが提供してくれた「プー横丁の家」が思い出深い曲です。「ダートバンド」と改名してポップな方向性を打ち出しましたが、再びバンド名を「ニッティ・グリティ・ダートバンド」に戻して路線修正したことはやはり正解かな。彼らが演奏する音楽はまさに伝統的庶民派カントリーロックスタイルと思います。バンジョー、マンドリン、アコーディオン、アコギ、ハーモニカがメインで鳴り響かせる作品が多いのは素晴しい。歴史的名盤「永遠の絆」の「グランドオール・オープリーソング」は実に名曲だと思います。
正統派カントリーロック (星船)
2016-08-26 09:28:27
ローリングウエストさんおはようございます。
正統派伝統的カントリーロックバンドの第一人者といえばこの「ニッティ・グリティ・ダートバンド」ですね。
私はダートバンドに改名してから初めてこのバンドの歌を聞いて、その後「ミスター・ボージャングルズ」などの曲を聞いて、素晴らしいカントリーロックだなぁと思ったのもでした。「グランドオール・オープリーソング」は初めて聞きました、いい曲ですね。二枚組の大作「永遠の絆」をこれから聞いてみます。

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