ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する私と、皆さまにお届けするブログです

1981年1月10日付 ビルボード 全米 Top40 ブルース・スプリングスティーン Bruce Springsteen - Hungry Heart

2017-01-07 20:53:07 | 1981年ビルボードTop40
1981年第一回目のチャート、1月10日付ビルボード All American Top40、3週目の1位はJohn Lennonの"(Just Like) Starting Over"。ジョン・レノン、1980年12月8日に自宅で撃たれて亡くなって3週間後にNo.1を記録した大ヒットです。"Whatever Gets You Thru The Night"「真夜中を突っ走れ」以来のNo.1となりました。
1位3週目というのは、1月3日の週のチャートはお休みで、前の週12月27日の順位と同順位が記録されています。

2位は3位からアップ、Neil Diamondの"Love On The Rocks"。Neil Diamond、60年代から活躍して数多くのTop40ヒットを持っていますが、70年代中ごろから大ヒットが途切れて久しぶりのTop3ヒットとなりました。
3位は7位からジャンプアップ、Barbra Streisand & Barry Gibbの"Guilty"。Barbra & Barry Gibbのコンビで10月25日から3週間連続の1位を記録した"Woman in Love"に続く大ヒットとなりました。
4位も8位からジャンプアップ、Blondieの"The Tide Is High"。原曲はジャマイカのグループの歌。様々な音楽を取り入れるブロンディ、この曲でレゲエに挑戦です。
5位は前週と変わらず、Bruce Springsteenの"Hungry Heart"。Bruce Springsteen、アルバムは大ヒットをしますがシングルはなかなかヒットしない彼ですが、この曲で初めてのTop5入りです。

この週5位はBruce Springsteenの"Hungry Heart"。最高位は12月27日から5週連続した5位。年間チャートは49位のシングルでは初めての大ヒットとなりました。
この曲、2枚組のアルバム 『ザ・リバー』からのシングルカット曲、この『ザ・リバー』は2枚組にもかかわらず4週間の1位を記録、500万枚以上売り上げる大ベストセラーアルバムとなりました。以外にも1975年発売のアルバム『Born to Run 明日なき暴走』 は最高位3位で、アルバムでも初めての1位ヒットとなりました。
"Hungry Heart"ですが、ミスターアメリカンロッカーのブルース・スプリングスティーンらしいストレートなカッコいい迫力あるロックンロールです。
このPVもめっちゃカッコいいです。


今週 先週 song / artist
1 1 JUST LIKE STARTING OVER / JOHN LENNON
2 3 LOVE ON THE ROCKS / NEIL DIAMOND
3 7 GUILTY / BARBRA STREISAND & BARRY GIBB
4 8 THE TIDE IS HIGH / BLONDIE
5 5 HUNGRY HEART / BRUCE SPRINGSTEEN
6 6 EVERY WOMAN IN THE WORLD / AIR SUPPLY
7 11 PASSION / ROD STEWART
8 10 TELL IT LIKE IT IS / HEART
9 4 LADY / KENNY ROGERS
10 2 MORE THAN I CAN SAY / LEO SAYER
11 12 DE DO DO DO, DE DA DA DA / POLICE
12 9 HIT ME WITH YOUR BEST SHOT / PAT BENATAR
13 15 IT'S MY TURN / DIANA ROSS
14 16 I MADE IT THROUGH THE RAIN / BARRY MANILOW
15 19 I LOVE A RAINY NIGHT / EDDIE RABBITT
16 17 CELEBRATION / KOOL & THE GANG
17 20 HEY NINETEEN / STEELY DAN
18 13 MASTER BLASTER / STEVIE WONDER
19 21 TIME IS TIME / ANDY GIBB
20 14 ANOTHER ONE BITES THE DUST / QUEEN
21 23 SUDDENLY / OLIVIA NEWTON-JOHN & CLIFF RICHARD
22 28 GIVING IT UP FOR LOVE / DELBERT MCCLINTON
23 18 EVERYBODY'S GOT TO LEARN SOMETIME / KORGIS
24 26 ONE STEP CLOSER / DOOBIE BROTHERS
25 30 MISS SUN / BOZ SCAGGS
26 33 9 TO 5 / DOLLY PARTON
27 29 TOGETHER / TIERRA
28 22 WOMAN IN LOVE / BARBRA STREISAND
29 25 YOU'VE LOST THAT LOVIN' FEELING / DARYL HALL & JOHN OATES
30 36 THE WINNER TAKES IT ALL / ABBA
31 37 SAME OLD LANG SYNE / DAN FOGELBERG
32 24 I BELIEVE IN YOU / DON WILLIAMS
33 27 WHIP IT / DEVO
34 39 KEEP ON LOVING YOU / REO SPEEDWAGON
35 55 SEVEN BRIDGES ROAD / EAGLES
36 31 NEVER BE THE SAME / CHRISTOPHER CROSS
37 41 COLD LOVE / DONNA SUMMER
38 40 KILLIN' TIME / FRED KNOBLOCK & SUSAN ANTON
39 43 HE CAN'T LOVE YOU / MICHAEL STANLEY BAND
40 51 HEARTBREAK HOTEL / JACKSONS

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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Unknown (RW)
2017-01-09 17:52:29
遅ればせながらあけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたします!ブルーススプリングスティンは「明日なき暴走」から「リバー」あたりが一番好きですね~!その後ビッグになり過ぎた感がありワイルドだった時代が大好きです。
3連休も終わっちゃって・・、また明日から多忙な日々がこちらも始まりチト憂鬱・・(苦笑)洋楽記事も今年初記事を公開いたしましたのでまた覗いて見て下さい。
今年もよろしくお願いします! (星船)
2017-01-09 22:47:12
ローリングウエストさんこんばんは。
アルバム「リバー」の頃はまだ粗削りでワイルドな「これぞアメリカンロック!」で、聴いているとスカッとするアルバムでした。
『ボーン・イン・ザ・U.S.A. (Born in the U.S.A.)』で大スターになりましたが、それでもワイルドさを失わないやっぱりすごい人ですね。
Unknown (太ったボンジョビ(・ω・ノ)ノ♪)
2019-09-07 23:37:18
モモエ引退が迫る頃に全米ではこんな能天気な歌が!
でもパワー爆発で気も晴れる見事なダルいロック!
アルバム貸してもらってA1のタイズザットバインドの見事なアメリカ魂を喰らってしまった!
しかしB面ラストのタイトルソング、C面トップのポイントブランクのナイービティブにもやられてしまいましたよ。
2年後の受験の時にはこのアルバムとフロイドの炎をかけることが多く、なんか捗ったような…。
でもボスの3曲だと
明日なきボーントゥラン
ビコーズザナイトのwarライブ
トンネルオブラブ、なんですよねー♪
あとネブラスカ、チャレンジできないなあ。日本人にはこれとかトレイシーチャップマンみたいの難しいスね?
「ビコーズ・ザ・ナイト」 (星船)
2019-09-08 20:28:35
太ったボンジョビさんこんばんは。
そうですか、1981年というのは百恵さんが引退した年でしたか。
まさにアメリカを象徴するロックミュージシャンBruce Springsteenですが、そういえば日本ではあんまり話題にならないですよね。日本ではもうちょっと湿っぽくないと受けないかもしれません。
「ビコーズ・ザ・ナイト」のライブはカッコよかった。パティ・スミスバージョンも良かったですが、オリジナルのBruce Springsteenライブが一番だと思います。

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