予定調和と民主主義♪ | ゆうなっち研究所!!

ゆうなっち研究所!!

世の中の真実について考えるのです

民衆が理解しやすいように、憲法違反だ!という言い方をするとしても
やはりその、まずは行政法や判例理論のフレームで説明できたほうがいいんじゃないかな、と

一応法治国家ですから、例えばアッキード事件ではさて、どう考えるか、
不当な動機による行政裁量は違法でありますが・・

教育勅語を使ってるから違憲だ!というのは、そこじゃないだろ、というか、
だいたい憲法判断回避だとか合憲限定解釈のルールがあるから、
議論の立て方としていきなり憲法というのは実効的ではないし民主法治国家が白けてしまう

議員さんは、時にはそういう怖い人とも交渉しなきゃいけないから、見栄えがいかついのは大事なことで、
しかも女性議員は追い詰められると見せ場なのに反論せずに泣いてしまうんだけど、
女性からも怖がられるくらいが丁度いいんじゃないかな

こう見ていきますとヤクザの世界は生々しい民主主義、実力主義で真剣勝負の世界ですが
山一戦争では偶然起こった中立組織と一和会系組織とのいざこざが
その中立組織のバックにいた稲川会の大親分の介入を呼び込むことになって終結へと転がっていった

そういった中立組織の大親分達がもうこれ以上戦争するならお付き合いやめますよ?
抗争が起こっても仲裁に入りませんよ?と強く勧告することによって

またこれも偶然に一和会の大物親分が海外で何らかの事件に巻き込まれて
お亡くなりになったがために天然ケジメがついて山口組側にも大義がなくなってしまった

いくさに絶対はないし、いかに合理的に行動したところで偶然の介入を待たざるをえない

これは国際紛争においても同じ

その合理性の比較判断というのも、結局はボスの感性であると述べましたが
ああいうアクチュアリー数学とかね、あんな割り算で決まってたまるかと

明石家さんま師匠は芸人が一番面白いのはアドリブや、ということで
若手たちに徹底したアドリブを仕掛けて破壊していきます

そういう「予定調和崩し」に対応できず悩んで低迷していく芸人さんがいっぱいいるのに
一般視聴者が理解できるわけがない、でも視聴者はなぜか笑っているという

練り上げられたネタよりも即興フリートーク(風)が面白いと

どのジャズ本にも即興演奏も突き詰めるとパターンが現れるんだとありますから
秋元康先生もよく「予定調和を崩せ!」とおっしゃいますが
これもだから秋元康先生のその時の気分というか・・・