【販売ノウハウ】minneブースに感じた見やすい商品陳列とは | こいとの Handmade Life

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アイディアが形になる瞬間が大好きです。ハンドメイドブロガー・こいとの製作日記。好きなこと、材料、作るためのポイント、ハンドメイドマーケットの気になる話題などなど、皆さんのハンドメイドライフに役立つ情報もアップしていきます♪

木曜日に行ってきた日本ホビーショー2016。

 

前回はホビーショーを楽しんできた1観客としての視点から感想を書きました。

 

私のブログにはたくさんのハンドメイドブロガーさんも来てくださっているので、もし自分が出店するなら、というお店づくりの観点から見てきた感想も書きますね。

 

自分でブースを出す!!となると、途端に難しく考えがちですが、お客様としてお店を見る時はすごく気楽ですよね。だからこそ、そういう時にで感じたことは意識して覚えておくようにしています。

 

これはもともと百貨店員だったからということもあるかもしれませんが、ハンドメイド品のネット販売を経験してからより意識するようになりました。

 

私の場合はお店や販売のことなどを考える時に大切にしていることが2つあって、その1つが以前も書きましたが”お客様にどう見えるのか?”ということです。

 

今回minneさんのマーケットエリアはでよく会議室などに置いてある横長の机がクリエイターさんに1つずつ割り当てられていました。

 

その横長の机が列にずら~っと並べられ、広いホールにいくつもあるその列と列の間にできた通路をお客様が歩いていきます。

 

歩きながら自分の好きそうな物がないかを探しているので、お客様は興味が惹かれるものを見つけるまでは歩く&見るを同時にしていく形になります。

 

また、もともとPCやスマホで見るネットショップに比べると、実店舗やイベントではすべてを見てもらおうとするとお客様が視線を動かす範囲は非常に大きいものになります。

 

これらのことを頭に入れた上で売り場づくりを考える必要があるなと感じました。

 

ポイントだと感じたことは色々ありますが、一番大きなところではやはり商品陳列です。

 

同じ高さの机がずら~~っと並んでいる中を歩きながら商品を探していると、目線も集中して1点を見ていないのを感じました。す~~っとややゆっくりめに右から左、もしくは左から右に視線を動かす感じです。

 

なので

 

自分のブースがある位置はお客様がどちらからやってくることが多いのか?(真正面、右から、左から、もしくは左右両方等)を把握して、テーブルの上のどこに視線が行きやすいか?を事前にチェックし、その上で見やすく&わかりやすく陳列する必要があるなと感じました。

 

歩きながら見やすいな、商品が目に入ってきやすいな、と感じたブースは平面のテーブルの上に、商品を立体的に陳列してくれていたブースでした。

(イメージ図) イラストヘタ過ぎでごめんなさい~にひひあせる

陳列用の横長机を真横から書き、机の右側がお客様用通路、左側(陳列机の後ろ側)がクリエイターさんがいるところです。

 

なぜ見やすかったのか?を考えてみると、お客様の目の位置からすべての商品までの距離が程よく一定だったから(=目の焦点距離も一定で楽に色々な商品に目線を動かせたから)だと思います。

 

一方、全ての商品を平面的にずらっと並べた場合

(イメージ図) 

 

この図だけを見ていると何の違和感もないですよね。興味を持ったら机の前で腰をかがめ、より商品に注意を向けて見ていくことが出来ます。

 

ただ、ず~~っと歩きながら見ている場合は、もっとざっくりとみているというか、焦点距離を細かく変えていないことに気づきました。奥の方は(小さかったりすると特に)ぼんやりとしか視野に入っていなかったんです。

 

だからこそ、お客様が歩いてくる方向からの目線で自然にブースを見て、見やすく、わかりやすく、そして興味を引きやすい陳列になっているか、を確認することが非常に大切だと思いました。

 

【今回のように通路が長く、机の並びも同じパターンが続く場合】

「気になる!」「もっと見てみたい!」と興味を持ってくださるまでは、お客様は歩きながら1つ1つのブースであまり焦点距離を変えずに商品を見ているのを認識して売り場を作る

 

(例えば、ですが主なお客様が155㎝平均の小さな方専用のお洋服を扱うブランドの場合、155㎝のお客様の目線を一番意識して考えます。 他にも、もしお店やブースの環境が変わればお客様の視線の動きも変わってくるので新たな条件で考えます。)

 

立体的陳列をしていたブースでも、より見やすいと感じたブース、見づらいと感じたブースがあって、お客として自然に感じたことを整理していくと、もし自分がイベントに出る場合でも役立ちそうなヒントを沢山見つけることが出来ました。

 

今回書いたこごは、お客様が”商品をみたい!”とまず商品に興味を持ってくださるまでの目線から考えた陳列の重要性です。

 

他にも、アイテム名や値札のつけ方、雰囲気など色々感じたことがありましたが商品陳列は何よりも重要な要素だと思いました。

 

~ハンドメイドを本気で頑張っていきたい!そう考えているクリエイターさんに届きますように~

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