Another day comes 紫・電・一・閃 ~今日と違うはずの明日へ~

こんな俺でも いつかは光を浴びながら
きっと笑える 日が来るさ ・・・来るまで生きるぜ(生への渇望)

儚い夢を見させられる人

2015-02-20 23:49:22 | 日記
出しもしないのに書いた手紙を
そっと引き出しに仕舞っておく
つぎの日
それはきえている

想いを込めて綴った手紙を
郵便ポストに入れておく
つぎの日
それはやぶりさられる

内容だけ書かれた手紙を
自宅のポストに入れておく
つぎの日
それはのこっている

ポストに残っていたこの手紙を
相手のポスト入れておく
つぎの日
それはもどってきている

やっぱりとどいていないじゃないか


邪詩 その2



ブログを更新する手が止まる理由としては、「書きたい!」と思ったことは大抵すぐに忘れてしまうし、
自分の中での高揚や納得さえも失せて哀しみに支配されるから、というのが大きい。
でも、それは四割程度。残りの六割はといえば……


……そう、今日言われた。
アイツは俺を見下していて、でも一応は仲間意識は持っていて、でもやはり俺の生き方や姿勢が気に入らないんだろうと、
そうやって伝えようとしたときだった。
「アイツと波長が合ってないみたい。そういう感じはずっとあったけど」
「邪使くんは誰とも合ってないと思うよ」
気心知れている相手とはいえ、話の対象を逸らしてまで俺にこの言葉叩き付けてきた"あれ"には多少感謝している。

日常ですらこの有様だ。幾ら常人的な面を見せても、常時仮面をつけていることは少し関われば皆先刻承知という訳だ。
もっとも、俺は好きで浮沈をしてんじゃない。


話を戻しがてら説明していけば、このブログだって、ギリギリで体裁を保つ為に仮面を外し切れていない。
その為に遥か昔、少人数にアドレスを教え、このブログを書き始めた。
そうでもなければ、今頃ここは更新されてもいないか、悪口雑言に塗れ、えずいてしまうような臭いのする見世物小屋にでもなっていた。

残りの六割は、ありもしない『匿名の世間体』の為に、書きたいことが書けない、ということ。
もっとも、それぞれに様々な「思惑」や「意図」があるとはいえ、
数十人の常連を完全に無視した、現状以上の戯言を並べ立てる心算はないし。


じゃあ、いまこの記事を書いている俺はいったい何者なのか?
少々飛躍が過ぎると思うか?そんなことはない筈だ。
誰とも真に解り合えない、認められないというのに、何故何かにつけて縛られている?
これが自制している自分ならば、こうも心が苦しくならない筈なのに……?

すべては、儚い夢のようだな。それだけに無茶な展開で、残酷で。
夢の中なら、幾ら悲しく心が沈んでも眠くはならないだろうに……






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