“懐かしさ” という旨さは、年月が経つごとに美化してゆき
“今度はいつ食べられるんだろう” という不安が
さらに “旨さ” に輪をかけてしまう、永遠に続くプレミアム。
きゅうです ども。
その昔、チープなおみくじ付きのカップ麺で
『大吉』 という、ラーメンがあったのだが、
まさにその味を彷彿させるカップ麺が この、
AKAGI 中華そば。
旦那くんは子供の頃これをよく食べたらしいのだが
アタシはさっぱり記憶がなく、
しかし食べると瞬時にその “大吉” ラーメンの味が確実によみがえり
懐かしさでいっぱいになった。
そんなわけで、AKAGI中華そばを大人買い。
残り少なかった陳列棚からすべて買い漁るという暴挙に出る。
昔懐かし大吉ラーメンに想いを馳せ、この可もなく不可もない、
なんの個性も変哲もないAKAGIの中華そばを食べるも
さすがにこんなに食うと飽きちゃうよ と、
誰か数日前のアタシにおしえてあげて。
これは北海道限定商品らしいんですが、道産子にとって
焼きそばのカップ麺といったらコレのことで、スープの粉末がついてるんです
捨てるお湯でスープをつくって.........、こっちに来てからはぺヤングを食べてるけど
そんな時も、スープの素とかでスープを添えてしまいます
あと袋麺だけど、同じくマルちゃんの「ダブルラーメン」ってのもあるの
２個入りなんだけど、普通の醤油味のとは違う気がするんだよなぁ
うわ～、どれもはじめて聞く商品名。
そそられるわーどちらも。（笑）
スープ付きってどんだけ親切！？
地域によって独特の個性がありますよね、インスタント麺にも。
なので、旅に出ると必ずひとつは見たこともないカップ麺や袋麺を買って帰ります。
しかし、やっぱり“スガキヤ”という原点に帰ってきてしまう、
富山なのに名古屋発のソウルラーメン。
なんだか将来酒の飲み過ぎでアタマがバカになっても、舌の記憶だけは残ってるような気がする.....。
カップヌードル、でした。
中学生の頃、オヤツにカップ焼きそば、でした。
高校生の頃、映画館の売店でカップ麺を買い、お湯を入れてもらい、
たべながら観てました。
社会人になり、まだペーペーだったので収入も少なくて、
給料前このアカギの中華そばが夕食でした！
おお～なんだか感慨深いものがあります。
安く空腹が満たされ手軽なもの、
今ではそれがマックや激安の牛丼になるんですかね。
いつの時代も若者達はそういった食べ物に世話になり
そして大人の階段をのぼっていくのでしょう。
熱湯は誰かがきっと注いでくれると信じてるね、と。