震災から20年。
昨日のニュースやブログ、SNSなどを見ると、
人それぞれの立場から語られるそれぞれの20年があった。
だが個人的には（私に関して言えば）、
敢えて語る必要はそろそろ無くなってきたかな、と思っている。
忘れるべきではないと思うが、
単に何周年というだけで唐突に思い出を語る必要ももう無いかと。
あくまでも私個人に関してだが。

この20年の間に、
あの震災よりも今の私に大きな影響を与えている出来事が、
既にたくさん起こっている。

ツレアイとの関係の変化、学業、仕事、転居……。
東北の震災もそうだ。

昨日のことで言えば、私は、
伯父と伯母の法事のため、
父方の里である桐生（群馬県）に行った。

個人的には、
あの震災を思い出すことよりも、
ここ数年の間に相次いで他界した伯父と伯母の供養のほうが
大事であることは言うまでもない。

ここに至っては、
震災後、
復興を眺めながら10年弱を過ごさせてもらった故郷神戸に、
心の中で、感謝の気持ちとさらなるエールを送ることとしたい。