安いからいいの? | 心に残る、会いたくなる、欲しくなるエピソード営業 山内企画室

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「エピソード営業」を全国で広めています。


生活インフラのガスや電気の供給会社は、

民間企業というより、

限りなく、「官 」の匂いがします。


たとえば、

ガス機器の定期点検は、

大手ガス企業の下請けの

地元のガス屋さんがするのですが、

大手ガス企業から、

天下りしたような、

高圧的な男性に来られて困ったことがありました。


いただいたアンケートに、ある苦情を書いて投函したら、

翌日の夕方に、


本人が現れ、

「私のどこを直せ、というのですか?」と詰め寄られたこともありました。


大手ガス企業が、一社だからしょうがない、と諦めました。




電力会社も、私の中では、ガスと同じく、

公共性が高い、官の風情です。

値下げのお願いなど、文句を言えない相手です。







ところが、

2016年から、

すべての利用者が、つまり、一般家庭の私も、

電気を買う会社を選べるようになります。


全国展開の大手住宅メーカーは、

機が熟したと、

2016年から、

家庭向けの電力の小売を始めるとか。


一社独占の頃より、

さぞかし、サービスが進み、

価格競争も激しくなり、大手電力会社より、

電気料金が安くなっていくことでしょう。


一方、

自社の住宅商品とセットした、

売り方も、充分、考えられます。


生活インフラの、市場原理による価格競争は、

ありがたいことですが、

統合は、

セット、パッケージ志向につながります。


いずれは、ガスも、新エネルギーも


家庭向けの小売が始まるでしょう。



売り手に市場原理が働くことは歓迎ですが、

買い手の私たちは、

価格だけではない、倫理観や、グローバルな

選択基準が必要です。




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