列に割り込む人を見かけたら。 | 心に残る、会いたくなる、欲しくなるエピソード営業 山内企画室

心に残る、会いたくなる、欲しくなるエピソード営業 山内企画室

「エピソード営業」を全国で広めています。

ニューヨークで郵便局に行った時のこと。30年くらい前の話です。

 

一か所に並んで、空いている窓口に順次行くという

 

フォーク並びを知らなかった私。

 

列に気がつかず、

 

着くなり窓口が空いていたので、迷わず向かったら、

 

列を作っていた男女から一斉に抗議の声が上がりました。

 

老いも若きも人種に関係なく。

 

謝りながら列の最後部に加わりました。

 

実に恥ずかしい思い出です。

 

 

✳︎

 

JR京都駅で、新快速をたくさんの人が待っています。

 

一本前の普通が発車すると、

 

 ますます列は長くなっていきました。

 

そこへ現れたのが、60代くらいのご婦人。

 

その列の先頭に立ったのです。

 

もうじき来る新快速。

 

これは良くないと、ご婦人に注意しました。

 

 

新快速に乗られるのですか?

 

はい。

 

皆さん、並んでいるので並ぶのにご協力いただけませんか?

 

✳︎

 

ご婦人のリアクションがすごかった。

 

ここが先頭だと思った。

 

どこに並ぶのかわからなかった。  

 

列がわかりにくい。

 

いろいろ言い訳しながら、列を離れました。

 

謝らないご婦人にも驚きましたが、

 

それよりも、驚いたのは

 

列に並ぶ人たちが、ご婦人の割り込みに黙ったままということ。

 

 

✳︎

 

新快速がやってきました。

 

「入り口あたりを広く開けて整列乗車にご協力を」のアナウンス。

 

2列に並んでいた列はドアの左右に分かれグチャクチャに。

 

私は前の人に習って左側に並びました。

 

なにげなく右側を見ると、

 

先ほどのご婦人が、いつの間にか先頭に立って

 

電車に乗り込むところでした。

 

 

言っても無駄だから、

 

割り込みされても注意しない、

 

そんなことくらい、まぁまぁという空気、

 

マナーやルールはゆるいってことでしょうか。

 

良きも悪しも、田舎を感じた出来事でした。