このままでは、日本は財政破たんして大変なことになる!財政再建が必要だ!」という“キャンペーン”は、いつから始まったのか?

財務省のHPに
昭和54年6月,大蔵省(現・財務省)内において財政再建に関する広報活動の進め方について種々検討され~略~
国民に理解を得るための財政再建キャンペーンを実施することとなった。
財務局における財政再建キャンペーンは,昭和54年8月から始まった~
』との資料※ があります。
35年もやっていると・・・。

当時の債務残高(“国の借金!”といわれているもの)をグラフで確認すると、

< 税制 > わが国の税制の概要 > わが国税制・財政の現状全般 > 公債残高の累増   財務省>http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/004.htm

昭和54年時は56兆円で、今年度末には780兆円になる予定です。
“国の借金”は
約14倍になりましたが、その頃からすれば“将来世代”である今の私たちに大変なことは起きてませんよね?
「“国の借金”の、全額返済」を求められてもいません。(国民はカネの貸し手、返済を求めてカネを受け取る側なので、ありえないわけですが)



子や孫の世代に“つけ”を先送りしない為に!」 というのは、“ずっと使える便利な脅し文句”に思えます。


“国の借金”と“家計や企業の借金”とは別物。
日本の場合“国の借金”が増えても問題なし。

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 <財政再建キャンペーン  財務省>
https://www.mof.go.jp/about_mof/zaimu/40years/main/010604.htm
昭和54年6月,大蔵省内において財政再建に関する広報活動の進め方について種々検討され,まず,財政の現状について広く国民に理解を得ることが最重要であるとの判断の下に,財政の現状について理解を得るための財政再建キャンペーンを実施することとなった。
財務局における財政再建キャンペーンは,昭和54年8月から始まった~
』