ハンドスピナーを与えてみた | 高機能自閉症のユウト君とアスペルガーの母ちゃん

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高機能自閉症のユウト君。
多分アスペルガー&ADHDの母ちゃん。
少数派2人のドタバタな毎日です。
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こんばんは。

 

息子君の心が悲鳴を上げていると思ったら、心配で眠れなかった母ちゃんです。

家族が再び揃うまで、あと8ヶ月。

大丈夫かな…。

 

 

さて、本題。

 

単純な動作を繰り返すことで心を安定させているのだと精神科の先生に教えてもらい、ルービックキューブを買ったという話は先日書きました。

その時は、少し前に流行っていたハンドスピナーも考えたものの、“いかにも自閉症”な感じで没頭しそうで、躊躇していました。

でも、考えてみたら、お医者さんに言われたのは“いかにも自閉症”な時間を持たせた方がいいってことなんですよね。

だったらルービックキューブより単純なおもちゃだし、与えてみようと思いました。

 

 

息子君に渡す前に自分でやってみましたが何が面白いのかさっぱりわからないアセアセ

普段、ペン回しをする母ちゃんですが、これの楽しさはまったくわかりませんでした。

こんなのよりも、ペンを回していた方がいい。

 

でも自閉症スペクトラムの息子君には違うのかもしれないと思い、目の前でやってみせました。

 

単純な方がいいだろうと、床の上に置いて高速回転させる基本的な遊び方。

 

「これ、何?」と聞くので、

心とか頭が疲れた時にリラックスするための玩具

と答えると飛びつきました。

 

で、予想通り、回転している様子をじ~っと眺めている。

 

 

 

 回し方を変えてみようとか、回転している時間を計ろうとかは思わないらしい。

 

「楽しい~」と息子君。

へえ~、楽しいんだ…。

 

好きなだけやらせていたら宿題もしそうにないので、15分と時間を区切ることにしました。

 

その後、宿題やらお手伝いやらをした後、再び「さっきのグルグル回すの、貸して」と言ってきました。

やるべきことはやったから、まあいいか。

 

今度は、回るハンドスピナーを眺めながら、手にはルービックキューブ。

かけている音楽はクラシック。(ヴィヴァルディの「調和の霊感」)

 

 

 

 

どんだけ癒しを求めているんだ?!と言いたくなりますアセアセ

 

まあ、でも、1日30分くらいなら、“いかにも自閉症”になってもいいか…。

それで息子君の心が安定する助けになるのなら。