余計な一言 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

このブログを読まれている皆様は
ご承知かもしれませんが
国際結婚=特別
なわけではないです。
国際結婚しても日本人と結婚しても
どっちも一緒。
両方経験した私が言うので
間違いないです!

日本人にも優しい男性がいるように
外国人にもいて・・・
日本人にも悪い男性がいるように
外国人にもいる・・・
ただ、それぞれの全体の比率が
国によって若干違うだけ。

文化が違う分
外国人の方が少しややこしい・・・
でも、同じ日本人で同じ文化なのに
育ち方が違うので
考え方が全然違ったりする
日本人同士も結構ややこしい・・・
どっちも結局ややこしい。
それにお互いの家族が加わると
更にややこしい・・・。

独身の方がこのブログを見たら
国際結婚に対する夢がなくなる
或は
結婚自体に疑問を持つかもしれません。
だから、あえて言いますが
結婚はそこまで悪いもんじゃないです。
悪いことも多いですが
むしろ、いいことの方が多いです。
私の場合は・・・。

ただ、自分が苦しくなると
悪いことだけがクローズアップされていく。
今書いているブログの内容は正にその状態。

ぶつけどころのない私の怒りが
夫に向けられてしまっただけ。
このブログで私の弱音を吐いているだけ・・・

ヒロが夫と結婚したことを
後悔しているか・・・

この言葉で検索される方が多いので(笑)
ここでお答えしますが

後悔はしてません。
時々愚痴るし
時々帰りたいと思うけど
バーレーンに来たことも
夫と結婚したことも
後悔してません!

夫のことも愛してます。
時々イラつきますが
普通の夫婦なら
よくあること。
一番大切なのは
私と子供達のことを
とても大切にしてくれていること。

それに
完璧な夫なんてどこにも存在しない。
例え完璧だと思っていても
こんな風に危機に陥ると
色んな粗が出ます。

危機に陥って
お互いの粗見えまくりで
喧嘩しながらも
結局は夫婦で乗り越えている私たちは
もしかしたら
恵まれているパートナーだからなのかもしれないと
最近では思えるようになりました。

夫は誠実で優しい。
しかしその優しさや誠実さは
夫の思う優しさと誠実さ。
ある角度から見れば
それはきっと正しいこと。
でも、妻の私は
私に対する優しさと誠実さを求めてしまう。
ある意味
私の我がままだったのかもしれません。
夫に私の理想を押し付けすぎた・・・。

今回はそんな気持ちの差が
浮き彫りになり
私の心の奥のくすぶりが
一気に爆発した事件でした。

ですので・・・
ここから先を読まれる方
私の夫に対してイライラすることが
あるでしょうが
「ヒロはなんだかんだ言って
ただただ愚痴りたいんだな・・」
と思って聞いてやってください!
まあ、結局は普通の夫婦喧嘩と一緒で
犬も食いません。(失笑)
ただ、聞いてほしいだけなんです!

私の性格上、
夫との「おノロケ」は書けません。
恥ずかしすぎて!!!!!
完璧な夫とまではいきませんが
私にとっては一番理想に近い人です。
でも、「おいおい」というようなことを
微妙なタイミングでする
間の悪い男ではあります!(爆笑)

ですので、これから先の修羅場は
「でも、なんだかんだ言って
好きなんでしょ?」という
冷ややかな目で是非読んでやってください!(笑)
そうじゃないと、ヒロは離婚するんじゃないかと
心配されると思います!(爆笑)
いや、喧嘩してるときはいたって本気なのですがね!
まあ、根底はいつもそこには愛があるという・・・
そういうことにしておいてください!

いつものことですが、
ありのまま書きたいと思ってます。
私の病気一色のネガティブパワー
トクとご覧あれ~!



・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

朝起きて気分が良かったのは
数時間だけだった。
この日、子供達を学校に送ることはできなかった。

めまいが酷く
起き上がるとクラクラする。

風邪にしてはおかしいな・・

このときはまだ
そんな風に思っていた。

心配してくれていた友人が
友人の雇っている
メイドさんを
一日こっちに派遣してくれるという・・・。
私にはありがたい助っ人。

メイドさんを待っている間
いつものように
マージーのポリッジを用意し
子供達の朝食の用意をし
子供達の着替え支度
マージーの着替え支度と
クラクラしながらも
忙しい。

メイドさんを待っている間に
別の友人が我が家にやってきた。
スーパーで話を聞いてくれた友人の中の一人。
彼女は私が倒れているのを知り、
様子を見に来てくれたのだ。
いっぱいいっぱいの私が大丈夫か
心配してくれていて・・・
お見舞いにキャロットケーキまで持ってきてくれた。

ありがたい!!

子供達のも大はしゃぎ!
マージーは・・・
「キャロットケーキ?
私は人参が嫌いなのよ・・・」と
せっかく持ってきてくれた友人に
失礼な一言。
友人が帰った後でよかったものの
それでもマージーの分まで
気を使って買ってくれた友人に対して
非常識極まりない失礼な一言。

私は超~ムカついて
「そんなこと言わなくていいですよ。
いらないなら、食べなくていいですから。」
と、かなり切れ気味に言った。

すると・・・
「いや、見ためが美味しそうだから、いただくわ・・」
と・・・





だったら
文句言うな!!



そう思ったが、
まあ、マージーの性格・・・
欲しくても欲しくなくても
文句は言う・・・。

結局ケーキをペロリと食べる。


本当は
好きなんでしょ?



そう突っ込みたくなる
食いっぷりであった。


しばらくして
メイドさん到着!

実はこれが我が家の初めてのメイドさん。
私はメイドさんが苦手で・・・
自分の家のことをしてもらうのに
すごく違和感がある。
人に指示するのは、仕事上してきたので
できないわけではない。
しかし、仕事以外で他人に
私のために何かをしてもらうのが苦手。
多分私の性格の問題。

しかし、今回だけは
助けが必要。
こんな状態の私で
性格の問題などと言っている場合ではないのだ。
メイドさん・・・というより
私の助っ人と思うことにした。

友人が彼女の専属のメイドさんを連れてきてくれた。
友人は心配そうに
「大丈夫?
彼女には事情は説明してるから!」
と言ってくれた。
わたしは メイドさんと挨拶を交わし・・・
友人はお見舞いに
アンパンとポカリスエットを持ってきてくれた。

助かる~!

友人にお礼をいい
メイドさんに中に入ってもらう。

それを見ていたマージー。
「あなたはお友達を紹介してくれないの?」という・・・

さっき、違う友人のケーキにケチつけたようなマージーを
私の友人に紹介なんか・・・


できるか!

また余計なこと言ったら
私はますます気分が悪くなる。
友人だって余計なことを言われたら、
いい気分しない。
何言われるかわからないような人
大切な友人には家族として紹介できません!
それに・・・
この時は既に疑っていた。

もしかしたら
ノロかも・・・と・・・

だから友人を接触させたくなかった。
まあ、この時点では
そこまでは疑ってなかったが・・・
とにかく接触させたくなかった。
そして、実際に接触させなくて正解。
もし、挨拶のキスでもされたら・・・
きっと今頃友人の家族も全滅していただろう。

メイドさんをマージーに紹介する。
彼女はとっても笑顔でマージーに話しかける。
マージーに
「今日、私を手伝ってくれる○さんです。」と
説明する。

すると
「ああ、こんにちは。あなた英語わかるの?」と
早速失礼をかます・
「はい、少しならわかります」
と彼女は嫌な顔せずに言う。
「ああ、じゃあ、紅茶を入れて。」と
早速使おうとするマージー。
さっききたばかりで、どこに何があるのか
わからない彼女・・・。
そんなことは気づかないマージー。

ここでまたカチンときた私・・・
「マージー、彼女は私のお手伝いにやってきたの。
もちろん、必要な時は助けを呼んでもいいけど
なるべく、私に言って。」と紅茶を入れる私・・

私はマージーに私以外の人に
同じような態度で接してほしくなかった。
私は家族だからと我慢できても
他人はそうではない。
特に友人のメイドさんという立場の弱い人に
酷いことを言うのは
どうしても避けさせたい。

私が休むために呼んだメイドさんに
嫌な思いをさせたくないがために
気を使う・・・。
そして気が休まらない。
こういう所が私のメイドさんを雇えない理由。
お馬鹿なヒロ

それでもこの時はメイドさんがいて助かった。
この時は体も動かない状態だったので
床掃除やトイレ掃除や台所
私のやってほしいところを
やってくれる。

一生懸命にやってくれているメイドさんを見たマージー。
自分の思い通りに使えない他人はただの他人。
きっとそう思っていたに違いないマージーは
メイドさんの存在が疎ましかった。
邪魔でしかないのだ。

私を呼びだし
「あの人、いつまでいるの?」と
また失礼で余計なことを言う。
来てまだ2時間ほどしかたっていないのに・・・。

このとき、2時間じゃ到底終わらないほど
家の中は酷いことになっていた。
もちろん、子供+マージーで食べカスやゴミがあちこち。
マージーはよく紅茶を床にこぼすのでベタベタ。
トイレは例のごとく荒れ放題。
台所は・・・
夫は料理はするものの
その後は片付けず・・・
荒れ放題。

掃除してもらうのが申し訳ないほどの
荒れ方だった。
だから、4時間以上はかかると思っていた。

文句を言うマージーに
「私が必要なので彼女に頼んでいるのです。
マージーの世話は私がするので
必要なことがあったら私に言ってください。」
という私。


その言葉に
「だってあなたは寝てないといけないでしょ?
体調悪いんだから・・・」
と一応私に気を使うマージー。
実はあの大惨事以降
マージーは私に頭が上がらない。
私への要求が極端に減ったのは
そのせい。

「ええ、寝てないと気分が悪いです。
だから、必要なときだけ起きますので
必要な時は私を呼んでください。」と・・・

マージーは納得したようなしてないような
そんな顔。
「あなたメイドさんをいつも雇ってるの?」
とマージー。
「いいえ、
いつもは自分で出来るので雇ってません。」
と私。

すると・・・
「ふーん・・・
まあ私は・・・
お金払わないわよ
関係ないし・・・」









だ~か~ら~
余計なことは
言わなくて
いいんだって!


しかも、ほぼマージーのせいで
人を雇うのに
自分は関係ないって・・・
どれだけプラス思考なんだろう・・・

と思う私であった。

この後、とうとう第一の波やってきます。