本日8本目の記事です。(前記事に、他記事のタイトル一覧があります)
女子アスリートの摂食障害問題は、鈴木あっこちゃんがご自身の経験をシェアし、
問題提起して下さってますが、
まだまだサポートは全く足りないということが、
切実に伝わってくる記事をご紹介いたします・・・。
摂食障害が見逃され、命の危険に晒されている選手が沢山いるだけでなく、
体重管理の一手段として「吐くこと」を励行しているケースもあるらしい、
もっとサポートに力を入れなければならない、という主旨の記事です。
◆女子マラソン元日本代表の万引き事件からみる、女子アスリートと摂食障害の問題
江川紹子 | ジャーナリスト 8/22(火) 20:47
https://news.yahoo.co.jp/byline/egawashoko/20170822-00074823/
「 コンビニエンスストアで万引きした疑いで逮捕された、女子マラソン元日本代表選手の原裕美子さんが、現役時代から摂食障害を患っていたことが分かった。万引きは、摂食障害にしばしば伴う問題行動として知られており、専門医は「摂食障害患者の万引きの多くは、症状の1つ」と指摘している。 」
「万引きした商品のうち、パンやおにぎりの棚はレジのすぐ前だ。外の駐車場に向けてもカメラは数台設置されている。
その映像が、逮捕の決め手になったのだが、原さん本人は、格別カメラの存在を意識せず、店員の目も気にしていなかったようだ。
「摂食障害による万引きの典型ですね」――そう指摘するのは、日本摂食障害学会副理事長の鈴木眞理医師(政策大学院大学教授)だ。 」
「原さんは、なんとか治したいと、ひそかに摂食障害治療で知られる病院に入院したこともあった。しかし、院内でのグループミーティングなどでも、自分のことは語れなかったようだ。病院の時間的制約で、走ることもままならないため、途中で退院。以後、医療とつながることもないまま、摂食障害ゆえの葛藤を抱えてきた。
「誰にも相談できず、1人で抱え込んでしまいました」とうつむく原さん。 」
「「女子アスリートを、こんなにも過酷な状態で、1人がんばらせていた競技団体や指導者は、何をやっていたのでしょうか。」
「「摂食障害が疑われる女子アスリートは、ほかにもいます。トレーナーなど、周囲の人が気づいてサポートすべきです。毎日体重をチェックする、ちゃんと生理が来ているか確認するなど、欧米では当たり前になっている健康管理が適切になされていないのではないですか。周囲の知識とサポートがなかったのが、最大の問題です。
また、本人も指導者も、摂食障害を病気だと思わず、吐くことを体重コントロールの手法と考えている可能性があります。そこの認識をまず変えないといけない。これを機に、女子アスリート界が摂食障害の問題にきちんと取り組んでいただきたい」 」
(参考)【塀の中の摂食障害】女子刑務所の患者増加~彼女たちはなぜ万引きを繰り返すのか
https://news.yahoo.co.jp/byline/egawashoko/20170816-00074370/
10代中ごろに、
摂食障害を患い、数年かけて、やっとの思いで立ち直ってきた私としては、
読んでてもう、涙が出てしまって。。。
たぶん彼女は、
「幻覚が見えるレベル」の状態だったのはないでしょうか?
万引きとか、そういう判断とかできないレベルだったろうと思うのです。
私の知り合いの子のケースなのですが、
ある「強烈に魅力的なお菓子」を万引きしてしまった子がいて、
その子が話してくれたことを思い出しています。
欲しい、食べたい、という気持ちがあまりに強烈過ぎて、
レジ脇の棚に、その憧れのお菓子があるのを目にした瞬間、
頭がカーッと熱くなり、他の何もわからなくなってしまって、
気が付いた時には、ポケットの中に、その憧れのお菓子が入っていた・・・・というんです・・・。
フィギュアスケートは、体重管理の厳しいことでも知られているスポーツ。
同じような状況に陥る選手が出て来ないように、
コーチのみなさま、選手のご家族のみなさまが、
充分な知識を持って、選手の体重管理に関わって下さいますように。
24時間テレビも、もうすぐですねp(^-^)q
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最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
お写真、沢山お借りしました。感謝と共にUPします。
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