「叱り方」にも配慮が必要 | 会計事務所応援 ブログ

「叱り方」にも配慮が必要

みなさん、こんにちは。

 

昨日、髪の毛を切りに床屋さんに
行ってきたのですが、

 

チェーン店ということで、
普段はスタッフの方が7、8名、
お客様も大体同じくらいの数であることから、
それほど待たされることもなく、

また分業制のため、
テキパキと仕事をこなす体育会系の雰囲気が
結構気に入っていました。

 

しかし、何が原因かはわかりませんが、
その日はスタッフの数がせいぜい4、5名、
それに対してお客様の数が私も含めて12、3名
明らかにバランスの悪い状況でした。

 

まぁ、お店をやっていればそういうことも
たまにはあるものですが、
そういうときに限ってというか、
どうやらそのなかに
要領の悪いスタッフが一名入っていたようなのです。

 

なぜ、それがわかるかというと
明らかにリーダーらしきメンバーが
手際の悪さをことごとく指摘し、
店の空気をピリピリとさせているからです。

 

私から見れば、
それほど要領が悪いわけでも
技量がないわけでもなさそうでした。

 

実際のところはわかりませんが

それにしても私が入店してから、店を出るまで、
10回以上は叱られていたと思います。

 

このやり取りを聞かされるお客様にしてみれば、
決して心地よい空間ではないでしょう。

 

忙しい、イライラするのはわかりますが、
人を叱るときは場所を
わきまえなければいけないと思います。

 

そういえば、

最近ではほとんど見かけなくなりましたが、

以前は、事務所において
朝礼など全員が集まる場面で、
ミスをしてしまった職員がいる前で
見せしめのように叱責したり、嘲笑しているところに
遭遇するケースがありました。

 

それが本人の反省や改善に
つながったかどうかは定かではありませんが、

そこには怒りや恨みの感情がそのままぶつけられおり、
「叱る」「注意する」「改めさせる」という
意味合いをほとんど感じなかった記憶もあります。

 

起こしてしまったミスを、
次に起こさせないために何らかの注意喚起をするのは
管理者として当然のことだとは思いますが、

しかるべき姿勢、
しかるべき環境で対処していかないと、
せっかくの気持ちが
相手に届かない気がしてなりません。

 

また、周囲のお客様や同僚にも
良い影響を与えているとは思えません。

 

「怒る」と「叱る」は全然意味合いが違うと
よく耳にする機会がありますが、

 

私は前職の職場において、
たまたま一次上司、二次上司が
「怒る」「怒鳴る」という方法が
最適な指導法だと勘違いしているタイプだったため、
そのお二人に異動があるまでの2年半、
毎日のように怒鳴られていた時期がありましたが、

 

これはその人の性格にもよるのかもしれませんが
私の場合はそれでどれほどの進歩があったのだろうと、
疑問を感じずにはいられません。

 

「叱る」のは、その本人にとっても
相手にとてっても重要な行為だと思います。

 

しかし、それはきちんと相手の性格や
周囲の環境を考慮して
実施すべきことではないでしょうか。

 


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