ピークを合わせる
みなさん、こんにちは。
現在、韓国の平昌でオリンピックが開催され
連日日本人選手の活躍が取り上げられていますが、
オリンピックでよく耳にするのが、
「この大会に向けて“ピークを合わせる”」という表現。
国民性なのか、よくありがちなのが、
オリンピック前までは世界大会でも非常に好調で
1位の成績を何度もおさめていたにもかかわらず
いざその日を迎えるとメダルにも
手が届かない残念な結果に終わる例。
その間ライバルの外国人選手は、
そこまでの大会については1位までは取れなくても
オリンピックに照準を合わせて
そのピークを調整し確実に結果を残すのです。
自分のことのように悔しい思いがします。
もちろん、競技選手について
オリンピックでメダルを
取ることがすべてではないのでしょうが、
４年に１度しかない世界レベルの競技大会で
最高の成績を出すか出さないかで
その後の人生が大きく変わることは
決して珍しいことではありません。
私はただの一テレビ視聴者に過ぎませんが、
そこにピークを持ってこれる選手、
持ってこれず残念な結果を残してしまう選手に
いつもハラハラさせられてしまいますね。
会計事務所経営も一緒ではないでしょうか。
数も質もピークの状態で迎えたいのが
まさに今、この繁忙期だと思います。
ところが、そのピークを迎える直前の段階で、
ベテラン職員が離脱したり、
新人が思いのほかスキルアップしていなかったりと、
ボロボロな体制のまま突入した事務所が
全国にどれだけあったのでしょうか。
と今振り返ったところで
どうなるものでもありませんので、
目の前のことを必死にこなし
まずは確定申告期を乗り切るしかないですよね。
終わったら、来年こそは
きちんとした体制で安心して
繁忙期を迎えられるよう数も質も
整えるために時間を割いてみてはいかがでしょうか。
この時期だけ、スポット的に人材を求め、
その出来不出来で一喜一憂する事務所も
少なくありませんが、
やはり根本的な事務所体制が備わってこその繁忙期、
付け焼刃ではいけないと思います。
昨年、一昨年に繁忙期の人手不足で苦労し、
二度とこのような経験をしたくないと
私どもの働き方改革につながる
サービスをご採用いただいた会計事務所が数十件誕生しています。
昨年の繁忙期を終えた段階で、
ご満足いただいている先生や職員さんの声を頂戴しましたが、
今年もそのような事務所が一件でも多く
出てきてくれることを願うばかりです。
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