『お客様を守る使命』の基礎となるもの | 会計事務所応援 ブログ

『お客様を守る使命』の基礎となるもの

みなさん、こんにちは。

 

税理士先生とのお話のなかで
『顧問先であるお客様を守る使命』
を熱弁される方が多いのですが、

 

税務会計サービスを通じて守るのは当然としても、
もっと根本的なところで守らなければならない

基礎的な考え方があります。

 

それは“守り続ける”ということです。

 

顧問契約は基本的に継続契約です。

 

会計事務所側からお断りを入れるか、
お客様からお断りされない限り
本来関係は続いていくはずです。

 

永続していくことが前提のはずなのです。

 

ところが、税理士先生の
後継者がいつまでも決まらず、
その後亡くなられたり入院されたりして、
お客様や職員さんを路頭に迷わせるような
出来事が私が知っているだけでも
何件も過去におています。

 

一方で、

「永続的な税務会計サービスを継続していくために、
 親子が税理士として業務を営んでいる以上、
 万が一を考えて
 たとえ家族旅行だとしても同じ飛行機には絶対に乗らない」

 

という信念をお持ちの先生もいらっしゃいます。

 

お客様を守る意識はどんな企業でも
当たり前のように持っているものではありますが、

実際にお客様から見えないところで、
どれだけお金をかけ手間をかけ対策を施しているかは
各社それぞれではないでしょうか。


私どもの場合、
会計事務所やその先の顧問先企業に
財務ソフトを提供しておりますが、

 

お客様に喜んでいただける便利な機能や
安心して使えるサポート体制、
コストパフォーマンスに優れたサービスとして
支持をいただかなければならないのは当然のことですが、

 

その大元には、サービスを提供し続ける、
もっと突っ込んで表現するならば、
“サービスが永続する”と大前提を
忘れてはならないと思うのです。


採算が悪くなったから売却する、
後継者が見つからないからサービスを停止する
といった姿勢では、
確かに会社は守れるのかもしれませんが

『お客様を守る』という使命が果たされているとは思えません。

 

とくに私どものような、
お客様の財務データをお預かりするような
性質を有する企業はなおさらそうだと思うのです。

 

どんな業種、どんな規模であっても

お客様にご支持いただいているサービスを
永続していく意識を高く持つ姿勢こそ、
『お客様を守る使命』の
第一番目に挙げられることではないでしょうか。


そのためにも、きちんとした利益の確保、
人員の確保、そしてサービスモチベーションの確保に
私たちは努めなければならないと思います。

 

本当に基本中の基本のことではありますが、
基本の徹底というのは思いのほか難しいものですね。

 

みなさんの場合はいかがでしょうか。

 


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