HAT神戸109で韓国映画「国際市場で逢いましょう/原題:国際市場」국제시장を見てきました。
1週間で2本とは、まるで”ファン・ジョンミン祭”です(笑)

国際市場(こくさいいちば)というのは、釜山(プサン)にある市場だそうです。

お天気のよいある日、
皺々っのおじいさんとおばあさん、見晴らしのいい丘の上の我が家から港を眺めながらの会話から始まります。

波乱万丈の人生です。
韓国映画ですが、悲惨なシーンも多いのですが、主人公トクスは人前ではいつも笑顔を絶やさないよくできた人で、悲しさ全開の作品ではありませんでした。
じわーと涙が出てくる感じの作品でした。

現代(ヒュンダイ)の創業者の鄭 周永(チョン・ジュヨン)さんや、ファッションデザイナーのアンドレ・キムさんや、シムル相撲のイ・マンギさん、歌手のナム・ジンさんなど、韓国の方ならよく知っている有名人がなにげに登場します。

ファン・ジョンミンさん、ドイツの落盤事故のシーンやベトナムでのシーンなど、かなり体を張った作品だったんではないかなと、思います。
じっちゃんの特殊メイクも、70代前半くらいだと思うので、そこまでおじいちゃんじゃないと思うのですが、物凄く念入りの皺々です。

特殊メイクに、めっちゃ、時間かかっていそうですし、撮影中皮膚呼吸できたんかいな(笑)

ファン・ジョンミンさんの両親役はチョン・ジニョンさんとチャン・ヨンナムさん、お二人とも演技派ですね。
ファン・ジョンミンさんの奥さん役はキム・ユンジンさん、アメリカで活躍されてるので、若い頃の垢抜けた役ぴったりだったと思います。
ファン・ジョンミンさんの親友となるオ・ダルスさん、子役ちゃんのチャン・デウン君とともにコミカルな演技で笑わせてくれます。
ファン・ジョンミンさんの叔母役さん役がラ・ミランさん、妹役がキム・スルギさん。
この作品は、興南(フンナム)、釜山、西ドイツ、ベトナム、ソウル、とたくさん舞台が移っていき、登場人物多かったです。
今回、知らない俳優さんが多かったです。


キャストのプロフィールです。

★青年期~晩年のユン・トクス役

ファン・ジョンミン/黄政民さん プロフィール 

 

★トクスの妻オ・ヨンジャ役←2020・11・11追記

キム・ユンジンさん プロフィール

 

★トクスの父役

チョン・ジニョン/鄭進永さん プロフィール 


★トクスの母役

チャン・ヨンナムさん プロフィール


★トクスの叔母

ラ・ミランさん プロフィール

 

★トクスの妹ユン・クンスン役

キム・スルギ/金知恵さん プロフィール


★ナム・ジン役

チョン・ユンホ/鄭允浩orユノ・ユンホ君 プロフィール


★韓国人鉱山労働者4役

メン・セチャン/孟世昌君 プロフィール


★トクスの妹ユン・クンスンの幼い頃役

 
★オ・ヨンジャと喧嘩するおばさん役
 
 
「国際市場で逢いましょう/原題:国際市場」국제시장
こくさいいちばであいましょう
2014 126分 R12 「TUNAMI」のユン・ジェギュン監督


この映画で、興南撤退作戦、西ドイツに炭鉱夫や看護婦として多くの方が出稼ぎに行っていたことや、ベトナム戦争時の技術労働者のこと、離散家族のこと…知らないことがたくさんありました。

トクスとお父さんの約束。
トクスは精一杯その時その時を誠実に生きて、その約束を守ります。
本当なら夢もたくさんあったでしょうし、奥さんのヨンジャももっと違う人生があったかもしれません。


ここからあらすじ…ネタバレ注意!


朝鮮戦争当時の、1950年12月、中国軍の南下で、主人公のトクス少年は、興南(フンナム)から両親と兄弟で避難を始めます。
が、混乱の中、背負っていた妹はどこかに消えてしまいます。
父は、必ず戻るということと、自分が戻るまでは家長なのだから家族を必ず守るようにということを言って聞かせ、妹を探しに戻ってしまいます。
また、必ず戻るので、自分の親戚がいる釜山の国際市場で待っているようにとも。
”コップンの店”と何度も言い残します。

釜山では、叔母のコップンが迎えてくれます。
小学校に通い始め、映画館の息子タルグと出会い生涯の友となります。
貧しいながらも真面目に働くトクス。
大きくなったら外国航路の船長になるのが夢だったのですが、親兄弟のためすべてをあきらめます。
大金を稼ぐために西ドイツの炭鉱で、炭鉱夫に。
看護学校に通うヨンジャと出会い初めて幸せを感じるトクス。

でも、落盤事故に遭い、死にかけます。
ヨンジャの献身的な看護で元気になり、大金を手にして釜山の国際市場に戻ります。

3ヵ月後トクスの赤ちゃんを宿したヨンジャが追いかけてきて、めでたく結婚。

海洋大学に合格するものの、コップンの店が人手に渡りそうになり、ベトナム戦争中のベトナムに技術労働者として出稼ぎに行きます。

ここで「東方神起」ユンホ君が登場。
2度もトクスを助けるのですが、人懐っこい陽気な田舎もん…本当は、人気絶頂で志願して海兵隊に入隊、そしてベトナムに出兵した実在の人気歌手ナム・ジン役で登場。
この映画で唯一のイケメンだったかも(苦笑)

何年か後に、
離散家族を探すTV番組に出演することになったトクス。
ようやく妹を見つけられて肩の荷を降ろします…

頑固なじっちゃんですが、幼い時からの苦労を思えば、強い意志がなければ、自分を犠牲にして家族を守り通すことは出来なかったと思います。


16日からロードショーだったからか、数量限定だったんでしょうが、入場する時に小さなクリアファイルをくれました。
中にはポストカードが3枚入っていて、1枚がユンホ君のお写真でした。


「国際市場で逢いましょう」公式HP。劇場や予告編など

【公式サイト】映画『国際市場で逢いましょう』5月16日ヒュ

 

 

映画『国際市場で逢いましょう』劇場情報



メイキング4分半

'국제시장' 둘러보기 영상 - YouTube


トクスの青春時代のMV4分

'국제시장' 노오란 셔쓰의 사나이 뮤직비디오 - YouTube


キム・スルギさんの歌うMV
https://www.youtube.com/watch?v=NoNBzOJka0Q

俳優挨拶
 
 
17時37分追記…
今、誤字チェック中、カキコするのを忘れてたのに気づきました。

5月22日(金)から順次公開予定。
「パイレーツ/原題: 海賊:海へ行った山賊」
해적:바다로 간 산적

キム・ナムギル君とソン・イェジンさんの時代劇。コメディ。
神戸は今のところ公開予定ありません。
公式HP
劇場

映画『パイレーツ』公式サイト

トップ

映画『パイレーツ』公式サイト



他の映画の検索はこちらからどうぞ

映画の目次


最新版
 
これから日本で公開される映画。2018年春まで編