ウクレレのブリッジ再製作 | エビサンズギター  

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アコースティックギターの改造
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長雨で、洗濯物が中々乾かず
パンツをどうしようか困っている
今日この頃です。

こうなると布団乾燥機を導入して
強制乾燥させるしかないですね。

ポケットウクレレを製作途中で、
以前ブリッジの加工をしたのですが
試験的できれいにできていなかったので
作り直しました。

以前のはこんな具合でした。







弦の先端を縛ってストッパーにして
ブリッジのスリットで止める方法でした。

若干素材が柔らかすぎた様で、毛羽立ちが
押さえられず、仕上がりが良くなかったです。


そこで、今回はパリサンドルに変えて
弦の留め方はクラシックギターの様に
巻き付け方式にします。






左が加工前、右が加工後です。
ブリッジの厚みは7ミリでサドルが3ミリほど
飛び出す位です。

苦労したのはサドルの溝を突くことでしたが、
模型工作用のハセガワトライツールシリーズで
モデリングチゼルと言うのを発見して使って見ました。

商品名称 モデリングチゼルTT-9
模型用ノミ幅3mm平

はじめピラニアソーで溝のガイドを切り込み
その間をこの極細ノミで削り込み、溝の底は
精密ヤスリで平らにしてやります。

とても良く削れて作業性もグッドでした。
乾式の砥石も付属しているので良心的ですね。
値段は¥1600ほどアマゾンだと更に安く買えます。





置いてみました。
プロトタイプのブリッジは弦高をあまり
考えずに作ったのでブコツでしたが
今回のは薄くてスマートにできました。

あとは弦を通す穴を開けてokかな。
やっと塗装行程に入れそうです。
ギターなどのキットも時間がかかりますが

自作となるとこんな小さなものでも
さらにかかってしまいますね。

今夜はこんな所です。
お疲れさまでした=