常識という名の普通 | きららの心理

きららの心理

アダルトチルドレン専門カウンセラー
心の在り方について綴っています

常識というのは
多数の人が良いと認めていること、思っていること

「普通、こうだよね」 と言う時、何を基準にしていますか?

ここに 「常識」 という言葉を当てはめるのですよね

その常識とは、間違いでもないけれど、正しくもない
常識という名の普通というのは、単にそれに賛同する人が多いというだけのこと

あなたはこう思うのではないだろうか?
自分が思う普通を他の人に見つけると安心する
自分は間違っていないと思って安心する
他の人と違う自分がいると
自分は間違っていると思って不安になる

あなたが思う常識とは、あなたがどのように周りを見ているのか
あなたがどのように自分自身を見ているのか
あなたがどのように物事を捉えているのかという基準になっているものです

世間の常識は、時代と共に変化していくもの
もしかしたら
あなたの思う常識は、他の人にとっては非常識かも知れない
他の人が思う常識は、あなたにとっては非常識かも知れない

自分の思う常識をいつの時代も基準にしていては流行遅れの洋服を着ているようなもの
型の古い洋服を身に付けて、違和感を感じているかも知れない

普通だろうとそうでなかろうと
例え、変人と言われても
そんな自分にOKを出せているのなら、他人の評価は気にならない

普通であってもそうでなくてもどちらでも構わないってこと
常識と言う名の普通にとらわれ過ぎて
他人の評価を気にし過ぎて、自分が窮屈になってしまうなら
その普通の基準は捨ててもいいんじゃない?
その常識と言われているものに、何が何でも合わせていかなくてもいいんじゃない?

どちらも間違いでも正しいのでもない
だから
ニュートラルに考えてみるなら
自分は自由なんだって感じられるのだと思う