クローズ EXPLODE | Eye of the God ~神の眼~

Eye of the God ~神の眼~

現代における預言の言葉。黙示。
現代の常識、価値観では幸せになれない人たちへ。
新時代に合うものの考え方を紹介していきます。
あまりにも常識と違うので、戸惑われることでしょう。
でも、キリストはかつてこう言いました。
『耳のあるものは聞くがよい』。

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 【ストーリー】

 不良漫画のジャンルで人気を博す高橋ヒロシのコミックを映画化した 『クローズ』 シリーズの新章。前作から1か月後の新学期を迎えた鈴蘭高校を舞台に、3年生の卒業により空席となった頂点を目指す壮絶な抗争が、他校も巻き込み繰り広げられる。



 ちなみに私は、これまでこのシリーズ (前2作) を一度も見たことがない。
 いきなりこれを見た。原作など、もちろん未読である。
 でも、フラッと出かけて見て、よかったと思う。
 ストーリーなんて、あってないようなもの。
 ムツカしいことはほとんどない。ただ、そこに込められたエネルギーはハンパない。
 これは、インテリ面してゴチャゴチャ細部を批判する映画ではない。
 四の五の言わず、風を 「感じる」 映画だ。
 損なモノの見方しかできない人たちが、この作品を酷評している。
 もちろん、そこにいい悪いはない。ただ、人間的な思いとしては、残念だと言おう。



 ケンカの強さを、見せつけられれば見せられるほど。
 登場する粋がり男たちがつっぱればつっぱるほどー
 私は何だか 「寂しい」 思いを感じた。
 もちろん、「高校」 という彼らの世界では、ケンカが、あるいは力がすべてなのだろう。
 「頂点 (ケンカ王)」 を取ることが、最高の目的なのだろう。
 映画だから手放しで楽しめばいいのだが。もちろん私もそうしたつもりだがー
 何だか、彼らがかわいそうになった。
 言葉というものは不便なものだ。私が今言ったかわいそうというのは、決して上から目線で相手が 「あわれ」 だというのとは違う。
 あえて言うなら、「彼らの本当の価値を、この世ゲーム的に社会が認める (幻想上の) 現実にはなっていないことへの申し訳なさ」 と言うべきか。




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 彼らは、学校という閉鎖社会にいるうちは、強ければ 「お山の大将」 でいられるだろう。
 でも、社会に出る時が来る。
 ケンカが強いことが、大して意味がなくなる世界に放り出される。
 その時につぶしが利かないと、食っていけない。
 いくら一個人の腕力が強くても、社会を相手に勝つことはできない。
 そいつの腕っぷしと男気に金を払ってくれる者は、いない。
 ただ、ヤクザという究極の選択もある。これならば、確かに高校時代のやんちゃ体験も生かされる。しかし、皆が皆そうなれるわけではない。極道は高校生程度の粋がっているガキの遊びとは違う。かなりの覚悟と度胸がいる。だから、一番割を食うのは 「中途半端な不良」 である。不良ならかなり徹底しないと、将来の食い扶持に結び付かない。
 親や社会への不満程度が動機のグレ方では、一生をカッコよく貫けない。



 この映画には、とてつもなくたくさんのケンカファイターが登場する。
 それに全青春を懸けているかのような。
 彼らの内の何人が、今のスタンスの生き方でこの先もやっていけるのか。
 それを考えた時、今のこの世界ゲームの途中経過は彼らのような人種には酷だ。
 私は、はっきりこいつらが好きだ。
 あきれるほど不器用で、いちいち生き方が下手で。
 (それは、真面目に頑張っている人はうまいという比較論で言っているのではない)
 でも、問題を起こすほど 「真っ直ぐすぎる」 彼らに、居場所があってもいいと思う。
 もっと、社会や大人が彼らを受け止める心の余裕と言おうか、度量を持つ方がいい。
 世間では、とかくそういうヤツのほうが先に 「いいかげんムダなことはやめて、勉強ちゃんとして、世間様に恥ずかしくないよう真面目に努力して生きるべき」 であると思っている。
 世間は、あくまで問題なのは不良たちであり、彼らが先に反省しいい子になるべきだと思っている。自分たちの方が間違っていて、自分たちの方が先に歩み寄らねばならないなんて露程にも思っていないだろう。
 だから、社会は周期的 (定期的) に尾崎豊のような人物に風刺され、その機能していない様を指摘されるのだ。安泰な大人は、それを単なる 「負け犬の遠吠え」 として処理して省みることもなく、やはり変わり映えしない社会が続いていくことになる。
 私は中立の観点から、何かが正しいとか間違っているとか究極にはないと思っている。
 でも、人間としての感覚からあえて物申せば、非があるのは不良たちではなく、世界である。
 もっと言えば、不良ではない 「あなた」 である。




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 だからと言って、社会運動を起こせというわけでもない。
 私が不良たちを好きで、彼らを認める度量を世界が持てと言っても、それは私が彼らのやる悪事や暴力を手放しで 「認める・ゆるす」 ということを意味はしない。
 何をしても、私は宇宙シナリオとして彼らを受け入れる、というだけ。彼らの在り方をひとつの個性 (バリエーション) として尊重するという意味であって、郷に入らば郷に従ってもらう。つまり、この世の常識や法律の範囲で、やったことの責任を問われるのは当然だ。
 相手を認める、愛すると言うことはこの世の価値基準の一切を捨てて、すべてチャラにしてあげるということではない。それは単なる 「甘やかし」 であり、命に失礼である。

 

 私がお願いしたいことは、ただ彼らのストーリーに関心を持ってほしい、ということである。
 主人公は、父親が死んで養護施設に入れられたことを引きずって生きている。
 この作品に登場する学生たちは、何かしら訳ありである。
 映画というものは、そういうエピソードを含めて登場人物を描いてくれるから、感情移入できるのである。単なる不良ではなく、もうちょっと違う視点で見つめることができる。
 でも、現実世界では映画のようにはいかない。
 よほどのドラマでも起こらないと、相手の正味の生い立ちやどういう気持ちで生きているかなんて、垣間見る機会はそうそうない。たいてい、起こったことの表面を撫でて 「アイツはワルだ、クズだ」 と評価する。深い部分の情報が判断材料として得づらいのだから、仕方がない。
 この社会で、出会う人に手あたり次第生い立ちと今のホンネを聞きまくるのは、現実的ではない。(もちろん、リスクを承知の上なら実行してみてもいい) だったらせめて、正味の相手を理解し得ないのならせめてー



 すべての人の行動には、合理的な動機がある。
 一見、どんなに不可解で理不尽な行動に見えてもー
 必ず、歪んだ形であれ 「幸せになりたい」 という共通の種がある。
 例え詳しいことは分かり得ずとも、そこを信用してやることだ。
 それが、一見分かり合いにくい者同士の、和解の道である。
 不良側と、世間的に良識派とされる者達との和解の道である。



 最後に、余談をひとつ。
 この映画の批評のひとつに、リアリティに欠ける、というのがあった。
 無茶苦茶殴り合っているのに、血がほとんど出ない、とか。
 顔がきれいすぎる、とか。あれだけの死闘を演じたのに、ケガの程度が浅すぎとか。
 じゃ聞きますけどねー



 あなたは、もっと血しぶき立ったら、うれしいのん?
 ホネ折れて、肉が裂けて、目を覆いたくなるようなシーンやったら納得するん?
 リアリティーがあるなぁ、って褒めるの??

 

 皆、目先のことに意識を奪われるから、何のために批判しているのかを批判の途中で忘れ去る。こういう批判も、その一例である。
 映画を見るほうも作るほうも、「幸せになるため」 に作ったり見たりしているはずだ。
 喜びためのはずだ。
 なのにいつの間にか、「正しい」 という大義名分のもと、楽しくもない 「傷付け合い」 が起こる。
 いい加減、目覚めなさ~い! (阿久津真矢談)




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 水戸黄門とか、家族で見てもいいような時代劇でチャンバラにリアリティを持たせてどうなる?
 そのヘンの切った張ったのバイオレンスを、本当に現実に即して再現したらー
 多分、誰も映画なんて見ない。ほとんどの人が食べたものを吐くだろう。
 ホラー耐性のない人へのレンタル・鑑賞は非推奨で、自己責任の上でってことになるだろう。



 映画に、究極のリアリティなんて要らないんだよ。邪魔なだけ。
 それをやろうとしてえげつない映画を作っている園子温という監督がいる。
 だから、彼の撮る映像はあくが強く、ある程度の熱狂的支持者は生むが大半からは嫌われる。
 でも、あえて言うとこの監督でさえ 「リアリティ」 という基準から言えば生ぬるい。
 リアリティに徹するということは、いいことのようでファンタジー前提であるはずの映画をぶち壊してしまうというやっかい者なのだ。
 だからさ。リアリティ云々を素人がくっちゃべるの、カッコ悪いからよそうや。



 この手の映画は、感じたもん勝ち。
 細部に気を取られず、メッセージ性を受け取ったもん勝ち。
 




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 テラはしばらく、個人セッション+講座の旅に出ます。
 スピリチュアルメッセージ再開は、火曜深夜になります。



 【業務連絡のコーナー】

①個人セッションのお知らせ

 ●和歌山県 (JR和歌山駅近辺) 4月27日 (日) AM10:00~

 ●東京 5月17日(土) 13:00~ 17:00~
      5月19日(月) 10:00~ 13:00~


 ※当ブログをPCで閲覧した際に右サイドに出てくるメールフォームにてお申し込みください。
 ※折り返し、料金と概要をお知らせいたします。
 ※コメ欄やアメブロのメッセージ機能を利用してのお申し込みは、無効です。



②和歌山トークライブ 『今のジョー』

 開催迫る!お申し込みはお早めに

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 【日時】 2014年4月26日(土)

 【場所】 和歌山県JAビル 11階 和歌山市美園町5-1-1

 【料金】 おひとり様 3,000円 懇親会あり、別途申し込み要

 【詳細&お申し込み】 https://ssl.form-mailer.jp/fms/f6eacdd4278990



③知井道通×賢者テラ コラボトークライブ in 沖縄

 『うみんちゅーを着たやまとんちゅー!』

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 【日時】 9月13日(土) 17:30 開場 18:00~21:00

 【場所】 浦添市産業振興センター結の街3階大研修室沖縄県 浦添市 勢理客4-13-1

 【料金】 お一人様 ¥6,000

 【詳細】 Tsuguさんのブログ http://ameblo.jp/orangi-1145-orangi/entry-11816778064.html

 【お申し込みフォーム】 http://form1.fc2.com/form/?id=902763



④第四回スピリチュアル・メッセージフォーラム in 大阪

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 【日時】 2014年6月28日(土) 10:00~17:00

 【場所】 大阪リバーサイドホテル 3階 桐の間 楓の間

 【料金】 前売り券4,500円 当日券5,000円
      (2人以上の同時お申込で、1枚4,300円にて販売しております)

 【お申し込み・詳細】 上記バナーをクリック

 【主催】 スピリチュアルメッセージフォーラム実行委員会 (協賛:三楽舎)



⑤テラのDVD、好評発売中!

DVD

●賢者テラ トークライブDVD ~宇宙の王であるあなた~

 【初級講座】 多くの人が、自分というものを肯定するのに、お金や地位、能力など様々な根拠が必要だと考えている。このDVDを通して、それらのものは必要ではなく、ありのままのあなたで既に完璧であるということを感じとっていただきたい。

 1枚 4,800円

●賢者テラ トークライブDVD ~王としての視点~

 【上級講座】 本来、柔軟であるべきスピリチュアルにおいて、ともすれば固定的な見方をしてしまっている場合が多い。この講座では、さまざまな角度から柔軟な視点について語っている。

 1枚 15,000円
 (センター・リターナー講座受講生は、1枚10,000円)


 【お申し込み方法】

 4275-ishihara@ezweb.ne.jp

 受付窓口:石原千由紀

 上記メルアドまで、ご希望のDVDの名称・お名前(ふりがな)・郵便番号・住所・電話番号を明記の上お申し込みください。
 DVDの発売を記念いたしまして、今回DVDをご購入いただいた方の中から抽選で5名の方に賢者テラのスカイプセッション・60分をプレゼントいたします。



⑥沖縄ソロライブ 『これ、どぎゃん意味ね!?』

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 新たにお申し込み受付開始!

 【日時】 7月19日(土) 18:00開場 18:30開演 20:30終演

 【場所】 沖縄産業支援センター 大ホール (沖縄県那覇市小禄1831-1)

 【料金】 お一人様 3,000円 (当日券 3.500円)
 
 【詳細】 http://kokucheese.com/event/index/156162/

 【申し込みフォーム】 https://ssl.kokucheese.com/event/entry/156162/



⑦神奈川・江の島トークライブ 『チャコの開眼物語』

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 【日時】 6月14日(土) 13:30~16:30 (開場13:00~)

 【場所】 kkR江の島ニュー向洋 大会議室 「相模」

 【料金】 お一人様 4,000円

 【詳細・申し込み】 http://kokucheese.com/event/index/156505/


⑧第二回豊かさセミナー アバンダンス in 大阪

 『照るまで、お前!』

 今回で二回目を迎える豊かさセミナーでは、一回目とはまた違ったアプローチを取る予定ですので、第一回目を経験された方でも十分楽しんでいただけます。


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 【日時】 5月31日(土) 6月28日(土) 7月26日(土) 13:00~17:00 

 【場所】 サムティフェイム新大阪
      大阪市淀川区西中島6丁目5番3号

 【料金】 お一人様 66.000円 (3回受講料+最終日懇親会費)

 【主催】 Eternal Source

 【お申し込みフォーム】 https://ssl.form-mailer.jp/fms/c23e8b3f288013



⑨沖縄センター・リターナー講座

 『地獄のサーターもアンダギー次第!』

sata

 【紹介】

 新しい時代「悟り」や「覚醒」といった言葉が、今まで以上に脚光を浴びています。
 しかしそれは、求めても我力や努力といったものがほぼ実を結ばないのが現状です。
 来るときにしか来ないようなそんなものよりも、求めるに足るものがあると私は信じます。
 それは、『センターに帰る』 能力です。


 私たちはこの世界で、様々なキャラを演じています。
 人種・性別の違いに始まり、国や文化の違い、育った環境や性格の違いなどー
 心理学的にも、人間関係上の力学において、たくさんの立ち位置があります。
 二元性の世界では仕方のないことですが、どの立場にも長所・短所があります。



 しかし。それらのどの立ち位置でもない中心(センター)と呼ばれる位置があります。
 それは、外側(対象)からの力学的な干渉によって自分の立場を決められてしまうのではなくー
 最初は自らの意志力で、慣れてきたら自然に、「中立」 の心境に立てるのです。
 それができる者を、「センター・リターナー(常に中心に帰れる者)」と呼びます。
 これは、いわゆる 「覚醒」 とは違いますが、誰でも本気で取り組めば習得可能です。


 今回ご紹介するのは、その入門講座です。
 あなたが、外部への反応ではなく、自らの意志で幸せを、心の平安を選び取れるようにお手伝いさせていただきます。


 【日時】 6月22日(日) 7月20(日) 8月17日(日) 9月14(日)13:00~17:00

 【場所】 沖縄県男女共同参画センター てぃるる

 【料金】 一人様 8.0000円

 【詳細】 http://ameblo.jp/orangi-1145-orangi/entry-11772695539.html

 【申し込みフォーム】 http://form1.fc2.com/form/?id=898166


⑩テラが紹介された本が、発売中!

 『天とつながるあなたにしてくれるスピリチュアルリーダーPart3 48人』

 三楽舎・価格 1.000円

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 アマゾンで買う →  http://p.tl/QpGX


⑪スピリチュアルTV、本日のご視聴感謝です!

 次回は4月18日(金)AM8:00~になります。過去動画はこちら。

 http://www.ustream.tv/recorded/45650577


⑫賢者テラが、過去に出版した小説を復刊させよう!

 テラが今のようになる前、チャネリングによって書いた小説があり、出版していました。
 しかし当時は私も無名で、内容は本当に面白いのですが結局売れず、廃版となりました。
 私が今のようになって、トークライブへ行く先々でこの本を欲しがられますがー
 作者の手元にも、ほとんど残っていません。
 この物語を、このまま埋もれさすのも惜しい。そこで、皆さんにお願いがあります。
 以下のサイトにて、投票いただきたいのです。


 『復刊ドットコム』

 → http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=56653

 皆様の、清き一票をよろしくお願いいたします!

 ※現在、388票です!

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