朝食の最中、流していていたラジオから聴こえてきた曲。
夢でもし逢えたら 素敵なことね
あなたに逢えるまで 眠り続けたい
『夢で逢えたら』 というポピュラーな歌謡曲である。
この歌は、そもそも大瀧詠一の作詞・作曲であるが、無数の歌手がカバーしており若い人などはオリジナルが誰かも分からないだろう。ちなみに、一般的には吉田美奈子の代表曲として知られている。（もともとはアン・ルイスのために提供された楽曲だったが、彼女に合わないという理由からボツになった）
なかなか、優しみのある素敵な音楽である。
でも、歌詞を落ち着いて読んでみると、ちょっと怖い。
あなたに逢えるまで、眠り続けたいー。
それは裏を返せば、「あなた以外のものなら要らない」 という姿勢である。
指定以外の、一切の 「拒否」 である。
これは、『執着』 という言葉の定義が当てはまる。
望みは、それだけ。それ以外のモノは不可。
それじゃないなら、受け入れない。
この世界は、一切皆苦、つまり分離した個にとっては 「思い通りにいかない世界」。
そういう前提の世界で、あえて 「これじゃなきゃイヤ」 と言って譲らないわけだから、願望が叶うことを幸せとするならその幸せが得られる確率は100％なんかではない。
いや、望み通りになるほうが難しいと言える。
昔の殿様みたいに、カネの力や権力の笠を着れば相手を思い通りにできるかもしれないが、心までは無理。強制ではなく、相手もホンネで自分を好きになるようにすることが成功条件の 「恋」 というものが、いかに難しい力学的バランスに左右されるものか分かるだろう。
恋の本質は、執着である。
オンリーユーという言葉に代表されるように、恋の特徴は 「こだわり」 である。
「その人じゃなきゃイヤ」 を言い換えると、「その人を幸せにするのは私でなければならない。他の人がその座に座るのはゆるさない」 ということでもある。
そこが 「あの人が幸せになるのなら、隣にいるのは無理に私でなくてもいい」 だったら。それは恋ではなく 「愛」 である。であるから、恋とは対極にある愛の本質は…
一番に願うのは相手の幸せであってー
そのために必要なのが自分でないなら、あえてこだわらない。
むしろ、自分が相手のパートナーになれなくても相手さえ幸せならそれでよいが、そこがたまたま自分であったならなお良いな （そうならさらにうれしいな） という姿勢。
だから、乱暴に言うと愛の本質は 『何でもいい』 『どうでもいい』 となる。
さて。ここまで話をすると、話の流れから今日の教訓は 「恋は執着だし、必ずしも人を幸せにはしないから、やめましょう。むしろ、相手の幸せをこそまず願う愛のほうをもつようにしましょう」 という、妙にお説教臭い結論なのかとお思いになるかもしれない。
いいや。そう思わせといて、実は逆なのだ。（笑）。
いのち短し 恋せよ乙女
あかき唇 あせぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日は ないものを
これは、男も同じっす。
そもそも、なぜこの世界が生まれた？
「分離」 を通して、全体性を離れて 「そこだけ」 と指して言える 「限定」 を楽しみに来た。本来はない 「いい悪い」 「好き嫌い」 という 『差』 を味わいにきた。
だから、愛する （全体性・本質性に近い） ことよりも、ここ （二元性世界） でしか味わえない恋 （何かをピンポイントに執着し、そこにエネルギーを注ぎこむ） をしに来た。
恋は、この幻想世界の特権。
こだわり上等！好きなものを好きと思って何が悪い。
ひとりにこだわったからって、何が悪い。
うまくいかなかっらどうするか、って？
恋って、うまくいくからするもんなの？そうじゃないでしょ。
説明のつかない、どこかで勝手に煮えたぎっている何かに動かされるんでしょ？
いいじゃないか。そりゃ神の啓示のようなものだ。
魂が求めているなら、必要だってこと。そこで、エゴとか執着とか、「愛じゃない」 とかいう説教は無粋。まさに、恋しろってことだ。
悟りとは 「差取り」 という言葉遊びをする者もいるが、冗談じゃない。
この世界には、「差」 を確信犯的に味わいに来た。
魂の旅がもう終わりかけている 「老人魂」 なら、はよ幻想世界双六を上がったらいいがー
『パーティはまだまだこれから！』 っていう若い魂も多い。
魂の成長のためにも、必要な恋なら通過せにゃならんのだ。
宗教やキレイなスピリチュアルなら、恋より愛だと説教するんだろう。
私も、その言い分が正しいことは認める。
でも、正しいということと 「楽しい」 こととは違う。
正しさに身を置くということは、日曜祝日に宗教施設にいるようなものだ。
今日日の若者は、たいがいそんな選択はしない。街には、友達付き合いには、刺激が溢れている。そこで 「善悪」 を持ちだすのは、正しさを含みなおかつ若者を引きつけるものを提供できない大人たちの怠慢だ。やっぱり、人は楽しいところへ行く。刺激のあるところへ行く。
自分のところに人が来ないのを、正しさで言い訳したらダメ。
世の刺激や快楽を 「良くないもの」 とし、その分かりやすいものに愚かにも人が負けて寄って行き、真理には来ようとしない、とか言いだす宗教は負け犬。
単に魅力がないのだ。
だって、この世界にはそもそも完全・絶対・永遠・不変の存在がー
不完全
相対
有限
恒常的な変化
勝ち負け
優劣
全体性を離れたピンポイントでのこだわり
その個 （自分） なりの独特な幸せ
これらを味わいに来たんだからね！
もし、悟ってしまったりより高次の情的在り方に目覚めてしまったらー
夕方時にお母さんが公園にやってきて 「そろそろごはんだから帰りなさい～」 と呼びに来たようなものだと思ってほしい。で、あなたは 「はぁ～い。そろそろ帰んなきゃ。じゃあね～」 と、高次元でもどこでも行ってつかぁさい。残っている者に上から目線で執着のいかに不毛かを説教しないで、さっさとアセンションでも何でもするでやんす。
こちらはまだまだプレイし足りない者どうしで、もう少し盛り上がっておきますから。
さぁ、まだまだこれからよ！
パーティ、パーティ！
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【場所】 新橋、渋谷近辺 決定次第ご連絡申し上げます。
【参加費】 お一人様80,000円（4回分の講座料及び4回目の懇親会料含む）
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脱・どうしていいかわからないスピリチュアル
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【場所】 大阪市内 （随時お伝えいたします）
【参加費】 毎月10,000円
【お申し込みフォーム】 https://ssl.form-mailer.jp/fms/ce9145ac315718
④スピリチュアルＴＶ、いつもご視聴ありがとうございます！
今回録画分はこちら。次回は３月４日 （水） になります。
http://youtu.be/vE_zQ_Eb-bE
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1枚 15,000円
（センター・リターナー講座受講生は、1枚10,000円）
【お申し込み方法】
4275-chiyuki@ezweb.ne.jp
受付窓口：石原千由紀
上記メルアドまで、ご希望のＤＶＤの名称・お名前（ふりがな）・郵便番号・住所・電話番号を明記の上お申し込みください。
DVDの発売を記念いたしまして、今回DVDをご購入いただいた方の中から抽選で5名の方に賢者テラのスカイプセッション・60分をプレゼントいたします。
⑥賢者テラが、過去に出版した小説を復刊させよう！
テラが今のようになる前、チャネリングによって書いた小説があり、出版していました。
しかし当時は私も無名で、内容は本当に面白いのですが結局売れず、廃版となりました。
私が今のようになって、トークライブへ行く先々でこの本を欲しがられますがー
作者の手元にも、ほとんど残っていません。
この物語を、このまま埋もれさすのも惜しい。そこで、皆さんにお願いがあります。
以下のサイトにて、投票いただきたいのです。
『復刊ドットコム』
→ http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=56653
皆様の、清き一票をよろしくお願いいたします！
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