カレー探偵、やみちゃんです。
今回は北陸スリランカン計画の記念すべき日。
富山県に初めて本格的スリランカ料理が登場した日のレポートです。
アユボワーン!
『北陸スリランカン計画』(Hokuriku Sri Lankan Project)、
CEOの、やみちゃんです。
このプロジェクトは、”スリランカ料理不毛の地”、北陸(富山・石川・福井)で、本格的なスリランカ料理の普及促進を目指していこう!というものです。
ついに!
ついにこの日が来ました!
2017年8月19日(土曜日)、
Joe君こと、カワさんこと、
川口勝己シェフがプロデビュー!!
わーわー!
パチパチパチ!!
・川口シェフ(近影)
名古屋の名店『カフェ・PAHANA』で修業し、その腕を高く評価された川口シェフ。(=カワさん)
オーナーシェフの実家(スリランカ)にホームスティして、オーナーのお母様からじっくりと家庭料理のレッスンも受けてきたそうです。
(※冬にもう一度ホームスティ修業予定)
とにかく、料理にストイックな姿勢と実力には、私も魅了されまくりながですちゃ!
↓↓↓
2017年07月31日(月)
■Joe Colombo 川口勝己■富山にスリランカ料理がやって来る、ヤァ!ヤァ!ヤァ!
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12297369550.html
・パパダン
例によって特別にtuttiさんの厨房内を見学させてもらいました。
するとそこには、揚げたての【パパダム】(豆せんべい)が。
こだわりの職人、カワさんはパパダンも全部手作りです。
・盛り付け完了、発射オーライ!
座席の都合上、9人×2回転での提供なのです。
こうやって綺麗に盛り付けられるとテンションが上がりますね~!!
それで、、
右下の皿だけ、なんだかちょっと他の皿とは違うような?
やみ「よく気がついたね、明智君!
今回は無理を言って『イミズスタンはっぱ隊』活動を
させてもらったのだよ、アーッハッハッハッ!!」
※後日、隊長から、
『はっぱが態度デカイわっ!』とお叱り(?)を受けましたが、、
でも気にしない。にゃはは。
・メニュー
※この他に【キリパニ】(デザート)が付きました。
・正しき見本
色んなものをちょっとずつ食べたい乙女ゴコロがあふれてるッ!!
順に見ていきましょう!
スリランカのトゥナパハ(スパイスミックス)で煮込んだ定番のチキンカリー。
今回は骨付きウィングを中心に使用です。
ほろっほろ。
秀逸な出来なので、もっと”がっつり”食べたいし~!
それで、カワさんに訊いたら、
「在庫がある限りはお代わりも出来ます」との神対応!
(※8/23追記... 次回より、パリップ、ポル・サンボル、バスマティライスのみお代わり自由)
(量はともかく、)本来はこの状態(グレイビー多め)で提供したかったそうです!
このグレイビーだくが、ヤバウマ!
今回は皿のサイズの都合上、難しかったようですが、第2回以降は別のカップにメインカレーを入れるなど、何らかの対応をしていきたいとのことだったので、これは期待大ですね!
”デビル”は中国料理の影響を強く受けている甘辛い料理です。
これはさしずめ、エビチリのようなもの。
悪魔のように辛いのが”デビル”の語源とも言われているのですが、今回はまったく辛くない仕上がりでした。
・チリペースト
ちょっとずつ客の反応を見ながらの提供ということだと思います。
もし辛いのが好きな人は別添えの【チリ・ペースト】を使えばOK。
これはトウガラシと干し海老がガン入りで、これだけを瓶に詰めて販売して欲しいという声も多数!
それぐらい秀逸なペーストでした。
ウィヤンジャナヤとは”スパイス煮”のこと。
ということは、まあ、つまりは『カレー』のことですね。にゃはは。
早口ことばにしたら舌を噛みまくり!!
旬の茄子はやっぱり良いですね~。
※【パリップ】、【ポル・サンボル】は定番品のため、毎回必ず付くそうです。
そう、他のカレーやおかずは毎回変えるそうですが、これらはド定番品ですからね。
出来をみればシェフの技量が全部分かるほどの最重要アイテム。
そしてカワさんは、これらがとっても素晴らしい!
『tutti』さんで料理を提供するシェフには1つだけ決まりごとがあるそうです。
それは、「どこかに小松菜を必ず使うこと」。
サラダでもいいし、何でもいいので。
というわけで、小松菜はマッルンとして提供されました。
これが実にイイんです!
サンボルなどによく使われるゴトゥコラ(つぼくさ)よりもかすかに苦味があります。
ミキシングしたときに味の変化が出て、とっても気に入りました。
こちらも定番品として毎回提供されたらよいんじゃないかなと思います!
バスマティライスの上に、パパダムが、
た、立ったーーーー!!
ぐいーーーーん!!
インドではパパドといったり、アッパラムといったりするお馴染みのもの。
小麦粉が入るとパリパリ感が継続しますが、今回は豆粉オンリー。
・探偵の食卓
隊員としてのはっぱスピリットは永遠に不滅です!
余白の美が完璧に決まってる!
お手手でいろんなものをミキシングしながら喰うのがスリランカン・スタイル。
・サルビス
甘くないバナナチップス(インド土産)もいただきました。
塩味でランカメシのトッピングにも合いましたよ~、感謝!
デザートは【キリパニ】でした。
カレンズもトッピング、カラフルでかわいいね。
この蜜(=キトゥル・ハニー。孔雀ヤシの蜜)は、砂糖のかわりに(ハチミツやメープルシロップのように)何にでも使えます。
砂糖だとインシュリンが一気に分泌されて太りやすいけれど、こちらはその点、ゆるやかなのでちょっと安心。
オススメの天然甘味料です。
おおーーーっ!!
渋い!!
濃い!!
スパルタン!!
超・探偵好みの紅茶ーー!!
いうまでもなく、スリランカはセイロン紅茶の産地ですから~。
正論をいわせてもらうと、紅茶で〆るのが最高なんです!
せっかくなので、カワさんのこれまでの他の料理もサクッと紹介します。
これは、【豚のスペアリブのカレー】です。
ポークは(ハラール対応の)イミズスタンでは食べられませんから、相当にヤバイ、キラーアイテムになる予感!
いつかお客さんの前で提供される日も近いと思います!
これは、【茄子のモージュ】です。
定番品ですが、カワさんの得意料理なので今後出てくる日をお楽しみに!
中央に横たわるのが、【鮎のカレー】です!
カワさんいはく、
「僕は新湊地区に生まれ育った人間ですから、富山の新鮮で豊かなシーフードをどんどん使ってゆきたいんです」
・・ぶわっ。
カワさんったら、漁師泣かせなんだから。
(※もちろんうれし涙)
手前のカレーが【青バナナのカレー】です!
缶詰で食べたやつ(※過去記事参照)とは全然ちがうや。。
これなら素直に「青バナナ、美味しい」って思えた!
ボク、そう思えたんだー!
そんな訳で、随筆後半は「tutti」さんでの第1回の内容とは無関係でしたが、写真を見てカワさんの実力を知ってもらうことが出来たのではないでしょうか?
ここでうれしいニュースが2つ。
◆その1◆
”毎月第一土曜日”、ランチタイムに【完全予約制】で
Joe君のスリランカ料理の提供が開始!
↓↓↓
https://www.facebook.com/arakitatunori/
これは素晴らしい!!
第1回の反省点などを踏まえて、さらに満足度の高い内容にするとカワさんも張り切っています!
次回9月2日の席の募集を現在受付中です~!
◆その2◆
この秋、9月17日(日曜日)の夜に、
Joe君のスリランカ料理食事会(オフ会)を開催決定!!
詳細のご案内と参加者募集受付は近日中にロティサークルにて!
↓↓↓
https://www.facebook.com/groups/1634191376809747/
こちらもめっちゃ楽しいことをやりますので、ご期待を。
せっかくなので『tutti』さんでの定例会とはちょっと異なる様式で開催させていただこうと思っています。
シルバーウィーク中なので、県外からもどんどん参加していただきたいですね。
会場は、あの場所を使わせていただきますよ~!
いずれも楽しみですね!
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tutti (カフェ / 越中大門駅、小杉駅(あいの風))
昼総合点-
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やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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