↑ランキングに参加しています。


その6

バイクで山をひたすら下る。

山を下って行く作業というのは非常に楽しい。

登って行く時には想像もつかない視点で周囲を見ている。

人間って言うのは、環境でできている生き物だと言うことを

自分の視点を通して感じる。


環境に同化しやすいというべきか。


山を登るとき、人は街の人間なのだ。

人里を離れる寂しさや、

人の手が入っていない周囲の状況に不安を感じる。


しかし山を下る時には、

人は山の人間になっている。

『文明がここまで浸食している』というような事を、

綺麗に整備された二車線の道路や、

民家、郵便局、交番などを目にする為たびに感じるのだ。


コンビニが登場した時には、

ひとつのなにか、区切りのようなモノを感じた。


自宅まで100km以上あるのに。



かなり麓に近付いて来ても、

なお『この道が本当に国道なのか』と不安になるような道を走り、

本当に国道だったんだ。

という安堵とともに大月市に到着。


大月から中央道に乗り、談合坂でしばし野菜市をウロウロし、

白菜を買うかどうかで10分程度迷ったものの、

結局バイクに載せれないし、白菜『OKスーパー』で買っても

そんなに変わらないよな、と自分に言い聞かせて

山梨をあとにした。

『theTOTTORI』という、

鳥取を楽しくPRするブログサイトも運営しています。
こちらもほぼ毎日更新しています！
覗いてみて下さい！！
***********************************************