おふくろ(旭川市5条通8丁目

 

プルルルル。

プルルルル。

神様から電話だ。

 

「はい、北海道の映像はお任せ、裸電球です」

「だから、営業するんじゃない」

 

「神様、お久しぶりです」

「気になるお店ありますか?」

 

「とっておきの入りづらいとこあります」

「それでは、そこにしましょう」

 

 

たまらない渋さ

 

買物公園のフードコートの近く。
向かいの大きな建物が駐車場になったことによって。

 

路地じゃなくなったという不思議な一軒。

名前もいいじゃないですか、おふくろ。

 

 

 

 

 

「神様、こちらのお店です」

「おふくろ…ですか!」

 

「マザーです」

「マミーです」

 

「そうきましたか…ではママです」

「マムです」

 

 

 

 

入口で何やってんですか。

入りましょう。

 

 

落ち着く店内

 

初めて来た気がしない。

なんだここ!

すっごい落ち着くな~。

 

日本酒を飲むよ。

 

 

 

 

 

豆電球は何て呼ぶようになるかな。

 

裸電球は、「パピヨン、ママゴン」にしようと提案。

なんであなただけ、かわいいのと。

 

ママゴンに却下されたんだ。

 

 

お通しがすごい!

 

 これがお店のウリだね!

特に豆、美味しかったな~、丁寧なんだ。

 

この手の豆といえば、市内有名店もあるけれど、

いや、おふくろの豆も!!

これ、うまい!!

 

鶏肉もホロホロだし。

 

 

これがまたスゴイ

 

鶏ささみにわさび。

一本が大きいんだ。

 

お腹ポンポコリンになるよ。

 

そしてまた。

「ツーン」の長いこと!

 

それでも過ぎ去ってしまえば、

 

まるで大晦日。

なんか今年もあっという間だったな~みたいな。

 

 

まぶしい!

 

久しぶりの神様。

こんなに一緒にマチに出てないのは…たぶん初めて。

4か月ぶりの乾杯だったんだ。

 

神々しく輝いていたよ。

 

「おふくろ、いいお店ですね」

「おかん、と呼ぶ人もいますね、母のこと」

 

「アンマーなんて方言もありますし」

「一休さんは母上様ですし」

 

「何の話ですか」

「何の話でしょう」

 

 

〆にうどんをもらった

 

うどんだよ。

やった!作ってもらったよ!

 

なんというか、まさに「おふくろの味」

飲んだ身体にしみるんだ。

 

いや~、素晴らしいお店だった。

店内の席数も限られているし。

 

なかなかハードルの高いお店だね。

これだから食べ歩きはやめられない。

 

HADAKA DENKYU

 

 

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ねえ、パピヨン!ママゴンがね~、ボクのね~、おもちゃ返してくれないんだよ~。(ほら、やっぱりいいじゃん!ねえ、LEDこの呼び方にしようよ…ダメ?…ですよねぇ~)