NY金②
1194.8ドル△0.3ドル


売り買いが交錯するなか小反発。

この日は、スイス中央銀行である国民銀行が
通貨フランの上昇阻止を狙い「マイナス金利」の
導入を発表したことが好感され、金市場への
資金シフトの動きが期待されたことから、
一時、1210ドル台を回復する場面もあった。

ただ、ドル高の流れが継続していることや、
原油が高値から大きく売り直された事もあり、
利益確定売りが見られると、再び1190ドル台に
上げ幅を縮小し、取引を終えている。

リースレートは、0.2159%。
一気に切り返す動きを見せており、ここからは
次第にNY金の買いに波及してくると見るが・・・

NY原油①
54.11ドル▼2.36ドル


NY原油は一時急伸するものの、高値からは
4ドルも急落する場面も見られた。

序盤は、NYダウ先物からの堅調地合いもあり、
原油・石油製品は追随高をみせ、一時大きく
買い進まれると、ブレントは前日高値を更新し、
63.70ドルまで上伸する動きも見られた。

ただ、ドル高進行の動きを嫌気すると、
利益確定売りも早く、いったん調整安を見せると、
ストップロスがヒットし急落し、時間外序盤の
安値を下抜け、下落する展開となった。

また、サウジのヌアイミ石油鉱物相は、
現在の原油安は一時的で、世界の景気回復に
よって原油需要も回復するとの見方を示し、
OPECの減産の可能性を否定した。

さらに、ロシアのプーチン大統領が原油価格が
40ドルになってもロシア経済に懸念は無いとの
見方を示したことで、一段安を誘う状況となった。

 
by ジョージ地球
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※個人の相場観です。売買は必ず御自身の判断で行ってください。