NY金⑥
1204.0ドル▼0.1ドル


N
Y金は小幅安。

昨夜発表された米CPI
前月から0.1%上昇と、
市場予想と一致、コア指数は0.3%上昇し、
予想を上回ったことから買い・ユーロ売りが
活発化すると、NY金は前日安値を更に更新。

何とか1200ドルを維持したことで、その後は
メモリアルデー後の調整かたがた買い戻しに
縮小する格好となった。

また、イエレンFRB議長は午後の講演で、
「経済回復が続けば、年内の利上げが適切」
と述べ、判断は引き続き経済指標次第との
姿勢を強調したが、早期利上げ観測が後退
するなか、マーケットの反応は限定的だった。

東京金は小幅高。
連日、上下を繰り返し決め手不足となっており
円安分だけ上昇する形で夜間取引を終えた。

週明け夜間より、現状は4639円にある転換線が
4651円、4680円、4686円と急激に切り上げを
見せる計算となる事から、同線のアプローチに
注目しておきたい。


NY原油⑥
59.72ドル▼1.00ドル


N
Y原油は反落。

この日は、米メモリアルデーに伴う連休を控え、
持ち高調整の動きになると、早い時間帯から
売り優勢の展開となっていた。

注目のベーカーヒューズの掘削リグは前週比
1基減にとどまり、価格上昇によって次回発表
では増加に転じるとの思惑も広がり下げを
助長したとの指摘も。

メモリアルデー後に米国はドライブシーズンに
突入するが、ガソリン需要は長期低迷に
入っており、燃費改善のなか需要の拡大は
厳しい状況にある。

週明けのNY市場はフロアが休場となるが、
時間外取引は実施される予定。

 by ジョージ地球

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※個人の相場観です。売買は必ず御自身の判断で行ってください。