NY金⑫
1124.5ドル▼9.1ドル
NY金は続落。
NYダウの上伸を嫌気して値を消していたが、
米雇用統計を意識した整理商いが助長される
結果となり、金は売りが優勢となった。
また、ドラギECB総裁は同日の定例理事会後の
記者会見で、必要に応じて量的緩和策を2016年
9月以降も続ける用意があると表明。
この発言を受け、ユーロが対ドルで急落した事で、
金市場からの資金引き揚げに拍車がかかった。
東京金は続急落。
海外安・円高のWパンチに大きく値を消しており、
8/28安値4315円も一時割り込む展開となった。
今夜の雇用統計を控え、多少の戻りも見られると
思われるが、大勢は結果次第になると思われ、
注目しておきたい。
NY原油⑩
46.75ドル△0.50ドル
NY原油は上伸。
NYダウの急伸を背景に、一時2ドルも急伸する
場面も見せていた。
ECB理事会イベント通過後は、ユーロ安が進行
したものの、株価がここ最近の指標となっていた
こともあり、NYダウに動意を見せる展開に。
ただ、株価の上げ幅縮小にあわせて、その後は
上げ幅を縮小し、マイナス圏まで売り込まれる
場面も見せていた。
東京ガソリンは小幅続伸。
一時、海外高から53440円まで値を伸ばしたが、
NY原油の上げ幅縮小に歩調を合わせ、夜間の
引けでは上髭を残している。
雇用統計に加えて、ベーカーヒューズの掘削リグ
で米国の原油減産が再認識されるかに注目。
→INVESTメールメンバー
by ジョージ
※個人の相場観です。売買は必ず御自身の判断で行ってください。