NY金⑥
1274.4ドル▼16.1ドル


NY金は
急落。

ドル高や他貴金属の一段安を嫌気して、週明けの高値から30ドル以上も急落する形となっている。

アトランタ連銀総裁や、サンフランシスコ連銀総裁が相次いで、6月米利上げの可能性を示唆する発言を行ったことも、金の圧迫要因となっていた。

ただ、株価も一段と下落していたこともあり、その後ヘッジ買いで1280ドル台回復の動きを見せていた。

NY金は弱材料に反応しやすい環境に立たされているとの指摘もあった。

NY原油⑥
43.78ドル△0.13ドル

 
NY原油は
小幅反発。

カナダのアルバータ州北東部での森林火災の影響で、カナダからシーウェイパイプラインの今後の供給減が警戒され、認証在庫であるクッシング在庫の今後の減少も想定され、買いが優勢に。

EIA週間石油在庫統計(バレル)
原油在庫 +278.4万
ガソリン  +53.6万
留出油  -126.1万
製油所稼働率 91.9(+1.6)(%)
(クッシング地区)
原油在庫 +24.3万


また、この日発表されたEIA石油週報では、原油在庫が278.4万バレル増となり、前日発表されたAPIや、事前予想を上回り、さらに過去最高を更新。

ただ、石油需要が好調だったことや、米港の原油生産がさらに後退していることもあり、いまいち弱材料になり切れず。

一方、ブレントはOPECの増産傾向に対する警戒もあり、46ドルを壁にして一段安となっていた。

by ジョージ地球
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※個人の相場観です。売買は必ず御自身の判断で行ってください