NY金②
1204.9ドル△3.4ドル

NY金は上伸。

トランプ米大統領就任演説は予想されたもので、先行きの不透明さが残ることや、ドル相場の軟調さなどに下支えられた。

就任式に合わせて、多くのデモが米国で発生しており、米国国内の不透明な情勢を警戒して、リスクへ時の買いが見られていた。

また、パラジウムの急伸をきっかけに、白金などPGM系が強基調となった事も、NY金の支援材料となっていた。

東京金は軟調地合いとなっていたが、日本時間4時半過ぎからドル安が加速すると、NY金が1215ドルを試す水準まで急伸した事で、東京金は4443円まで一時急伸した。

夜間取引の引けにかけては、高値から値を消しており、気迷いの足が残る形となった。

NY原油②

52.42ドル△1.05ドル

 
NY原油は急伸。

22日にOPECなどからなる減産順守を監視する委員会の初会合を控え、産油国の減産実施や、受渡場所となるオクラホマ州クッシング原油在庫の減少など、先行きの供給過剰の解消期待などに下支えられた。

市場では100%の減産順守は困難との見方が支配的だったが、会合を控えて、思惑買いが優勢になり、市場の弱気なムードが払拭されることになった。

注目の米ベーカー・ヒューズが明らかにした原油の掘削リグは前週比29基の大幅増となったこともあり、WTIやブレントは上げ一服の動きをみせた。

もし、22日の産油国の監視委員会が支援材料になり切れない内容となれば、この弱気な掘削リグは週明けの原油市場の重石になるとの声も。

東京ガソリンは反発。
高値では一時53360円まで買い進まれる場面も見られたが、その後はドル円が115円割れから114.20レベルまで円高となると、東京ガソリンも高値から値を消している。

by ジョージ地球

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