クライマー鍼灸師の山とツボ

ヒザ痛をハリ治療と古武術で

一昨日の 日曜日は今年最後の活研の鍼灸セミナーで都内まで足を伸ばしてきました。

久しぶりの都内はクリスマス前の連休ということで人が沢山!日が暮れるとあちこちにイルミネーションが。普段、月明かりで走っている身にとっては新鮮な感覚になってしまいました。

セミナーは内容が濃く、二日経った今もまだまとめきれないぐらい。これは年を越しちゃう課題だな

 

またまた本日の治療からお話をひとつ。

患者:Kさん女性60代  趣味:山登り

連休に里山歩きツアーに参加したが、歩いたところがほとんど舗装の道だったので膝が痛くなってしまったとのこと。

試しに、治療院内の階段を上り下りしてもらうと降りる時に右膝が痛過ぎて、何かにつかまらないと足を下ろせないご様子。 

まってましたと言わんばかりの症状です

というのも、以前(4~5年前ぐらい?)山の雑誌で「膝の痛みをとる」みたいなタイトルで登山者への治療法を紹介した時に膝に関してかなり研究したこともあったし、最近では夏に私自身が膝を痛めたときも自分自身に鍼をして回復していたので、ちょうど当てはまる症状の方が来ないかと待ち望んでいた(あまり的確な表現ではないけど)のでした。

さて、その目論見は果たして正しいのか、実践です。

膝裏のある一点を狙い打ち。

待つこと10分。

10分鍼を置いたまま。10分したら抜いて、また階段を上がり下りしてもらいます。

おそるおそる下りたKさんでしたが、「あら!?全然大丈夫よ!」と何回も上り下りして確認しています。

あまりにドタドタと繰り返すので、かえってこちらが心配になるぐらい。

「そこらへんにしといてください!治療後は安静です!」思わず言っちまいました

あまりにも早く終わってしまったので、

この次は痛めることがないようにと、歩きかたの指導をさせてもらいました。

と言っても、うちは古武術整体を売りにする鍼灸院なのでオーソドックスな山歩きの基本なんてやりませんよ~

では、難場歩きかというとそんな有名どころでもなく、腕の使い方です。

腕というか肩甲骨かな。肩かも・・・。まあそこら全部です。

ポイントは指の型です。

いったい何処やねん!ってつこっみを抱いた方は、一度体験しにきてくださ~い文字に起こすのメンドいです。)

Kさんにこれを何とか覚えてもらって、もう一度階段を上り下りしてもらいます。

すると「軽い!」と期待通りの反応を頂きました。

「ストックよりも効果的だけど、ストックは使ってくださいね~」なんとも矛盾した締めになってしまったけど、まあ、膝が良くなって良かった良かった。

 

以下、古武術に興味のある方のためにちょっと補足

この技は古武術のなかでも「戦い系」の「受け身系」に分類される技です。当院で用いる活法が古武術の医術だとしたら、古武術の武術になります。

最近では、オイラも秋に参加させて頂いた↓の武術家の稽古会でチラッと登場しました。

 このパンフの先生方、あなたは何人ご存知ですか?一人でも知っていれば古武術マニアですね

 

 


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