クライマー鍼灸師の山とツボ

雲見・海金剛スーパーレイン

5月4日 メンバー:隊長、S川さん、亀ちゃん、オイラ

(コースタイム)

8:45 雲見オートキャンプ場

9:30 1ピッチ目 スタート

15:30 トップアウト

16:00 懸垂下降終了

16:50 雲見オートキャンプ場

 

※ギア・・・キャメロット~#5まで1セット(黄色、#4が2つあるとらく)、キャメロットX4が1セットかナッツ1セットあると安心、ロープはシングル50mで大丈夫(60mだと懸垂が安心)、長めのスリング2本ぐらいあると立木利用でき便利

 

 

コンデジとスマホで細切れだけど動画も撮ってみました。登ってる時のは無いけど雰囲気だけでも~

海金剛スーパーレイン(4、5P、下降、断片)

 

当初は7人で行なうはずだったB3マルチ計画も諸処の都合から結局4人になった。前日、うちまで隊長の車で迎えにきてもらって出発したのが23時半。すぐに圏央道に乗って東名から伊豆縦貫道で修善寺まで。GWだけあって割と車があった。修善寺から土肥に抜け海岸沿いを走っていると本格的な雨が。。。雲見に着いたのが3時半。あと一時間で明るくなるね~と言いながら、場所も無いからバス停で寝る。6時過ぎ起床。雲見の港で亀ちゃんを待つ。だいたいね~みんな前日にサーキットやら潮干狩りやら夕方までやってるからこんな行程になるんだ!って言ってる自分も夕方に福島から帰ってきてたりする。亀ちゃんは箱根が今ヤバい感じになってることを知らずに箱根越えで来て7時ぐらいに到着。

待ってる間に釣り糸を垂れる人達。手前の足湯は水。箱根が噴火するならグラグラと湯だっているかと思ったのに。

 

ギア等を準備してオートキャンプ場の駐車場から出発。GWだからキャンプ場は満員で、スーパーレインも混むのかなと思っていたが、うちら以外に人っ子一人いなかった。なぜ?天気のせいかな。予報は曇りのち雨。夜に降ってた雨もすっかり上がり、曇ってはいるものの明るい空だ。ま~もつだろうと楽観的。アプローチの踏み跡ははっきりしていたから、結構登られているようだった。

 

 この電柱(雲見54)から入る。

踏み跡が明瞭になってて 道に迷う必要はなかった。

 

15メートルほど海岸に降りる所はトラロープが張ってあったのを使ったり使わなかったりしてクライムダウンした。その左にはクラックのショートルートがあってボルトも見えたが、目の前に海金剛があるのにこれをやるわけないなと思った。

トラロープのある下降場を降りると海金剛の壁が現れる 

 

ここを乗越したらスーパーレイン基部はすぐそこ

 

下降した所の左にあるクラックのショートルートと雲見烏帽子岩 

 

 

1ピッチ目

スーパーレインの基部にはモカシムの片足が木に引っかかって雨ざらしになっていたので、ここまできてシューズを忘れたのに気がついてもレンタルできる。

4人なので、S川さんと亀ちゃんの取材陣、隊長とオイラ、の2パーティで取材陣先行で登ることになった。

1ピッチ目は隊長リードで後はつるべ方式。1ピッチ目は意外と長く感じたが特に難しい所はなくアップ程度。

 

2ピッチ目はハンドクラックをカム3っつほど上がったらスラブチックな右へのトラバースになった。これ最初見ると「え~~マジ~」ってとりあえず言うと思う。よーく見ると乗りやすかったり掛かりの良いカチがあるので、左のコーナークラックに黄色か赤のカム決めたら心配なく進めば良い。行けば分かるさ。カムを固め取りしようとして#3を落っことした(あ~あ)。そこを越えたら歩いて3ピッチ目の下部まで。トラバース越えたすぐ先に木があるからそこでセカンドをビレイできる。ここはカム外したセカンドの方が怖いパターン。

2ピッチ目

 

 

2(or3?)ピッチ目からの眺め 

 

3ピッチ目のビレイポイントから2ピッチ目を振り返るとこんな具合 

 

3ピッチ目は結構いやらしく、クラックとカンテをひとつ上がって左に進むと立木があってそこでランナーを伸ばして取ると、右上するシンクラック気味をアンダーでレイバックの様に効かせて行けるパートになる。このムーブが新鮮で快適だったが、この姿勢でカムを決めるのは大変。ここらでナッツがあるといいね。アンダーレイバックも途中までで上の安心ガバを取る手前に緊張感がある。隊長が頑張ってくれた。

3ピッチ目

 

4ピッチ目、急に雨が横殴りに降ってきた。今日はここで終わりだな~とみんな思った。思いながらもしょうがなくリードしていくとハンドが快適で、岩も軽石みたいな質だから雨を吸収してしまい結構登れた。根元だけ残ってる立木にランナーを取ってみたが、上がったら簡単に外れて意味無し(そりゃそうだ)。

 

5ピッチ目、有名な先人クラックの二段を越える。ジャムも決まるしフットホールドも豊富で足上げていけば問題ない。雨が止んで風があるからすぐに服も乾いた。

 

5ピッチ目(だっけ?)有名な先人クラック

多肉ちゃんが挟まって生えてた

 

全体を通してビレイポイントに手間はかからない

 

6ピッチ目、出だしがオフィズスのワイドでカンテは手は使いづらい。凹角がハンドなので手足ジャム決めて丸くなって胸の位置まで足を上げて乗り込んで上がっていく。凹角上の頭がつっかえる岩の下に浮き石を避け#4を決めたが気持ち程度だ。ジャム決めて左に伸び上がって空間に出ていけばガバが待っている。

6ピッチ目

 

7ピッチ目は6ピッチ目で隊長が奮闘になったのでオイラ続けてリード。

特に問題なかった。

 

てっぺんで乾杯~!! 

 

下降は同ルートを連結せずにシングルで。ロープ2本なので、4人目が降りてロープ引っこ抜き次第まとめて2人目か3人目がそれを運んで降りるのを繰り返したら早かった。連結して長く降りるとロープ引っこ抜く時にスタックすると面倒だし、浮き石を落とす危険も増すのでこの方がいいのかもしれない。最後だけ少しロープが足りずにクライムダウンした。

2ピッチ目で落とした#3は取り付きにあったw。 

全体を通して叩くと乾いた音がするので、引くに引けない登りになるのが難しかった。プロテクションもね。隊長は6ピッチ目がいやらしかったと言ったが、オイラは3ピッチ目がいやらしかった。グレード云々ではなく、それぞれのピッチが個性的で楽しかった。

帰りは本格的な雨になり、登り返しはびしょびしょだったけどロープ出さずに登った。すぐに薮でずぶ濡れになったのでカッパも手遅れでそのまま濡れて帰った。

 

晴れてたらツラかっただろうけど、途中雨が降ったり一日中曇っていたので伊豆らしい快適なクライミングでした。冬よりもこのぐらいの時期の方がいいんじゃないかな~。

 

翌日は釣りバカ三昧をするために花沢のオートキャンプ場に泊まる。雲見はこの時期は繁忙期で日帰り温泉をやってないので、松崎まで戻って買い出しをし、堂ヶ島の町の温泉まで行った。屋根の下で快適に飲んで22時には寝た。夜半過ぎまで雨だった。

 


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