と、何だか宗教の勧誘のような言い回しになってしまいましたが(笑)、
大事なことですので、ぜひ投票所に足を運んで頂きたく、
このブログを書いている訳です。

ご存知のとおり、今日は東松山市長選挙の投票日です。
今日の20時まで、投票所で投票を行うことが出来ます。
私も、10時頃に投票に行ってきました。

今回の東松山市長選挙は、この4年間の市政運営を決めるのみならず、
地方分権化、超高齢化社会と、激動の時代にある地方自治体において、
将来的な東松山の方向性を決める選挙と言っても過言ではありません。

今回の一騎打ちの市長選挙を一言で表すのなら、
”現状維持なのか、変えるのか”という選挙になります。


こう書くと何となく、変えたほうがいいんじゃないか…
という風に聞こえるかもしれませんが、全くそうではありません。
この世の中、変えてはいけないものもあるのです。

まさしく、今回の市長選挙はそれが当てはまります。
市民病院の経常収支の黒字回復、
救急医療の全面再開(本年度実施)を始め、
この4年間で確かな実績を残したきた現職市長を、
今回の市長選挙で変える理由はありません。


ぜひ、東松山の未来を真剣に考えて頂きたいと思います。
最後まで、誰が相応しいか真剣に考えて頂きたいと思います。

投票に行かないよりかは、行ったほうがいいと私は思います。
しかし、”ふわっとした民意”も確かに現代を象徴する民意の一つですが、
”何となく””一度やらせてみようか”といった軽い気持ちで選ぶと、
5年前、政権を取ることが目的だった民主党政権が、
国民の期待を裏切り、見事砂上の楼閣だったように、
ぶち上げた数々の見栄えの良い政策が、
何ら実現性のない空虚なものだってあり得るのです。

東松山市長選挙は、たった一人のリーダーを決める選挙です。
私もよく存じあげておりますが、
相手候補も本当に人柄の良い優しい方です。
しかし、リーダーとして必要な資質は、性格や人柄だけではありません。
決断力、判断力、実行力、先見性、俯瞰力など、様々な能力が必要です。

若輩が人を評価するのは恐悦至極ではありますが、
ただ若輩といえども政治家でありますので、
評価すれば、やはり現職市長が秀でています。
それは、この4年間の両者の在り方をみれば見えてきます。

以前のブログで書きましたが、
やはり正々堂々政策論争が行われるべきだったと思います。
相手候補は議員として3年間在職された訳ですから、
市長提出の予算案に増額、或いは減額の修正案を出すことも可能でした。
現職市長との政策的立ち位置の違いを鮮明にされ、
そういったことをなさるべきだっと思います。

こういったことも、投票候補者を決める際の一つの参考にして頂ければと思います。

さて、投票権は、20歳以上の男女に与えられた権利です。
それは、20歳以上の大人には、自分たちの未来を決める権利がある、
ということが言えると思います。
しかし、20歳未満の未成年には投票権がありません。
それはつまり、彼ら、彼女らには、自分たちの未来を託せる人物を、
選ぶ権利がないということを意味しています。

翻って、20歳以上の大人には、20歳未満の若者の未来も考えて、
未来を託せる人物を選ぶ”義務”があると私は思っています。

投票に行かないということも権利でしょう。
しかしそれは、皆さん方のお子さん、お孫さんの将来も、
彼ら、彼女らが育つ、東松山、日本の未来さえも、
真剣に考えていない、ということが間接的に言えるのではないでしょうか。
投票に行かずに、皆さんのお子さん、お孫さんに、
大きく立派に育ってくれ、なんてことを顔を向けて言えるでしょうか。

ぜひ、投票所に足を運んで頂いて、
東松山の未来を託せる方を選んで頂きますよう、
心からよろしくお願いいたします。