お知らせのようなもの | 三丁目の庶民

三丁目の庶民

岐阜から電波を発信しています。
言う事は熱帯低気圧くらい暑苦しいです。
ジョークは爆弾低気圧くらい寒いです。

今年の5月、私は勢いに任せ、岐阜の自宅から独り自家用車で夜行日帰り弾丸スケジュールで福島県の帰還困難区域を含む国道六号を相馬市まで走り、五年前の傷跡がそのまま残るその周辺や、津波に襲われた被災地の現実をこの目で見てきました。

以前ここで、「旅のキオク」というカテゴリを設け紀行文を記してました。

ですが、淡々とした紀行文をダラダラ続けるのもどうかと思い、印象深かったものの一つである「かしまの一本松」のハナシで一旦締めたのです。

しかし、実はそれらには私が本当に言いたかった事、痛感した事がほとんど書いてないのです。

あれから四カ月弱の間、私は自分の通った道を振り返り、見たもの、気になった事を、ありとあらゆる資料や映像で調べました。
その結果、現地へ行った五月当時は前もって調べると余計な感情を持つだろうからと、敢えて何も調べず行ったのですが、今さら下調べして行かなかった事を非常に後悔しています。


私は最近、こういう場所で物を書き、様々な人に読んで頂いて、私の考えが世間の人々はどう取るか、というここの本来の主旨を見失っていました。

ですので、幾分「日記」とはかけ離れてしまいますが、被災地を訪れて私が抱いた結論というか屁理屈というか、そういう事を不定期に納得いくまで書いてみたいと思います。

今後この旅での平穏な記事は「旅のキオク」として書きますが、重く考えた話は「旅の追憶」というテーマで記していこうと思います。

そこでは多分物凄い生々しい事や感情的な事、失礼に捉えられかねない事も書くつもりです。
非常にデリケートな話に触れるので、正直怖いです。
でも、、知って頂きたいのです。
綺麗事だけじゃ、ダメなんだということも。。。

再度申し上げますが不定期です。
ある程度キチンと書きまとめてから公表しますので、飄々としたいつもの記事の翌日とかに突然投下する時もあるかもしれません。

なにとぞよろしくお願いします。