男子力を磨くには、やはりクルマもステータスのひとつに入ると思うんですよね。
本日のハナシはクルマに興味が無い人にはちっとも楽しくないと思われますが、私自身も車に興味の無い人間であり、クルマどうこうより人としてどうよと感じられると思いますので、まあそれなりに読んで頂ければ幸いです。どうぞよろしく。
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改めて言いますが、私は男のくせに「自動車」には別に特別な興味もこだわりも無く、運転席にヒジ掛けが有ればいい程度のドライバーです。
やれエンジンがどうとか加速がどうとか、タイヤだホイールだと巷の若い衆が熱く語っておられるが、そういうの聞いては「お前らには「エコ」という言葉が無いのか?」とシラケた事を思ってしまう程わりとどうでもいいことなんです。
しかしそんな腐った根性の私でも、興味無いはずの「自動車」で夢見る事があるのです。
一昨日のハナシ。
ヒマなので洗車しに行こうと走る岐阜環状線で、往年の名車「トヨタ2000GT」を見たんです!
本当なんです信じてください。
興味の無い私でもこれには驚き感動しましてね、なんというか、眠っていた「やんちゃ坊主魂」みたいなのが沸々としてきまして。
思い起こすと、私の世代がガキの頃の昭和50年代って、なんか「スーパーカー」がブームになってて、やたらミニカーとかプラモデルとかメンコとか集めてたな。
最高速度250km!?すげー!とかワイワイと賑わしかった覚えがある、やっぱ男の子だよな。
それから四半世紀後の現在、2000GT見て少年の心に戻った私は、早速Youtubeで現在の高級スポーツカー動画を熱心に観てました。
うーむ、やっぱりすげえな、、
このエンジン音のド迫力、加速の鋭さ、そしてハイテク満載の近未来な内装、、、
やっぱ男たるもの、生きてるうちに一度でいいからこの手のクルマで新東名高速あたりぶっ飛ばしてみたいよなあ。。
しかし私のような庶民には、岐阜で立派な家が3軒くらい買える値が付く「ラ・フェラーリ」とか「レクサスLFA」なんて所有している知り合いなど居るはずがないのです。
所詮高級スポーツカーなんて庶民にゃ無理か、まさかレンタカーなんてネエよなぁと冗談半分で探してみたら、
あった。。。まじかよ、、フェラーリのレンタカーって、、
しかしやっぱ超高級車、レンタル代見てスッパリ諦めがつきましたわね。
わしゃ五千円で一ヶ月幸せになれる男やのに、たった1時間で1万円も払っとれるかいな。
自分の安物加減に涙しそうになるけど、これが現実、仕方ない。
ん? これは、、、? 日産「GT-R」が半日レンタル3万??
言わずと知れた「日本最強最高」のクルマが、半日3万とな!?
フェラーリともタメ張れるパワフルなコレが1時間二千円強で借りれるの???
GT-Rならば立派に私の「一生に一度」感や爆走意欲が充分満たされる!
これは体験すべきだろ、男としてさ!
今からお小遣い一生懸命貯めれば、来年にはこの
「超高級スポーツカーで東海北陸道の各務原トンネル3kmストレートを物凄いスピードでカッ飛ばしたあと、激安スーパー「タチヤ」で買い物して、その辺の公園にシレッと停めて子供ら遊ばせて、堤防道路で夕日見ながら帰宅する」
という、岐阜市周辺の人々なら解ってもらえる、クルマとの乖離が激しい素晴らしく嫌味な、、いや、豊かな休日がおくれるではないか!
わたし一度やりたかったんです、超高級車で激安スーパーに乗りつけて、チラシ握りしめて飛び込んで、
「ああ!タイムセール間に合ったがや!よかったぁぁ!」
と、誰に言う訳でも無く大声で独り言をつぶやくのが、、、
男(私限定)の夢が叶っちゃうじゃないの! こりゃスゲーや!
よーし、明日もパパ一生懸命働いちゃうからね!
無駄遣いせずに一年おカネ貯めるでね!
以上、「男子力」とやらを磨き考察している気がする44歳の姿であります。
何か書いてて情けのうて情けのうて仕方ないんですけど気のせいですかね。。