己を嘲笑う、何が「防災意識」だと | 三丁目の庶民

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岐阜から電波を発信しています。
言う事は熱帯低気圧くらい暑苦しいです。
ジョークは爆弾低気圧くらい寒いです。

 職場の事務所で椅子に掛けていた。

 

 ふぁぁ、月曜日かぁ、、今週も忙しいかなぁ

 今週は天気も悪そうだし蒸し暑くなりそうやなぁ、、

 

 などと、始業前なのに緊張感のカケラも無くぼんやりしていたその時、ギシギシッ!と建物が軋む横揺れ。

 ……地震!?

 

 やがて建物全体がゆっさゆっさと大きく揺れる。

 !! うわ結構でかい!!

 

 7時58分 大阪北部震源の地震。

 

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 私は防災ノイローゼ気味のため、家の自室は要塞化しております。

 

 食糧はもちろん、飲料水、その他簡易トイレや医薬品など防災グッズ、果ては携帯電話の交換バッテリーなど、ドン引きされるので数は言いませんけど、ライフラインが途絶えても、家族四人ならたぶん二週間は家に籠って生活できます。

 

 しかし皮肉なことに今回は場所が職場であり、普段防災防災叫んでるくせに、揺れがおさまるまで私は「何もできなかった」

 不意打ちに驚き、ただ、固まっていたのです。

 

 そして我に返って、そこで初めて携帯のワンセグテレビで地震の情報を目にしたのです。

 

 岐阜市は震度4だったので携帯キャリアの緊急メールは鳴らなかったけど、私が個人的に登録してる防災メールが、まーピロピロとやかましく飛び込んでくる、しかも、遅い! 

 なんじゃい今頃! と、地味にストレス。

 

 しかし、、、やはり我ながらショックだったのは、万全を期していたつもりでも、いざと言う時に「固まってしまった」ことです。

 

 こんな心構えで何が「防災」だと。

 東北の被災地見て難しい事考えたくせに、何が「防災」だと。

 笑わせるなっての、くそ……。

 

 

 被害に遭われた方にはお見舞いを、そして亡くなられた方には心よりご冥福をお祈りいたします。

 特に、ブロック塀の下敷きになってしまった女の子が可哀想で可哀想で。。。。。