親の期待と自己肯定感 | LANI'S 野々垣 弘子の『幸せになる為の思考論』

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月曜の日帰り東京出張に依り、突然悪化した花粉症。

10年ぶりくらいの酷さで『サスガ、トーキョー!カフンもサイコー!』みたいなカンジでした。


火曜、水曜は、大量の薬を飲みながら最低限の要件をこなして、ようやく復活の兆し✨

脳内に酸素が供給される様になりました。

今夜は美味しいお酒が飲めそうです🍶




オトナになって○○年になりますが、まだまだ子供だな〜と、自分に対しても人に対しても感じる事が多々あります。


子供の頃は、家庭や学校での生活がほぼ占めているので、少し大袈裟かもしれませんが、その中の偏った、時に間違った【小さな法律】の上で生活をしています。

小学校高学年あたりから、他校の交流なんかも出て来たりして「あれ?なんか違うかも」という芽がひょっこり顔を出します。


中学に入ると、仲良しの友人の家に泊まったりしてその家族を見ると「やっぱり何かが違う」と気付いてしまい、高校生にもなれば『あきらかにおかしい!』という事に気付いてしまいます。

ちーん。


悲しいかな、その『おかしさ』に気付いても、絶対君主制な親の元に産まれてしまうと

『親の言うこと』➡︎【絶対的(正しい)】

『私の意見』       ➡︎【わがまま(間違い)】

という、よくよく考えたら物凄くおかしいルールに則り、育てられる羽目になります。


私の経験した諸々話を友人にすると

「よくグレなかったね!」と驚かれる事があります。

自分でもそう思う事もありますが、なぜグレなかったのか?という理由は明確で、根底には【深すぎる愛情】を常に感じていたからなんですね。


深すぎる故に反抗出来ない、自分の意思とは関係無い間違った方向のベクトルの進行速度はどんどん加速する…

そんな悪循環に満ちた学生時代でした。

グレる勇気が無かったのか、グレる事に何ら意義を見出せなかったかは今ではわかりませんが。


取り敢えずは【親にとってはいい子(風)】な、学生生活を終えましたが、私自身はどこか違和感を常に感じている長い時間でした。


『私のやりたい事って何だろう?』

『私って一体なんなんだろう?』

ずっとずっと抱えて来た課題。


社会人になっても、とにかく目の前の仕事に忙殺され、そのうちそんな事も考える余裕すら無くなっていました。


そんなある日『私、独立する!』と思い立ち現在に至る〜なのですが、何故あの時何も考えず突き進んでしまったか?は、自分でもよくわかりません。

『今やらなかったら、もうチャンスは無いかも』

と、強く感じた事は記憶にありますが…


昨今の【起業ブーム】も落ち着き、終息方向になりつつあるのを横目に

起業する事は良い事だと思いますが、肝心なのは起業する事ではなく【起業して経営をしていく事だ】という事を履き違えないでください。


『社長』の肩書きを得るのは意外と簡単です。

けれど、それを10年以上存続していく事はとても困難です。



途中で投げ出す事を許されなかった私が、今思い返してみて良かったかな?と思える事は

【直ぐには諦めない事】だと思います。


でも、諦める(見切りをつける)目を養う事も実はとても大切です。

自分に向いていない事をいやいや続けるよりも、

自分に向いている事に没頭した方が、より良い人生になるに決まってます。



様々な経験をする中で、色んなタイプの人と出会い、沢山の刺激を受け、その中で【運命の人】に出逢えるチャンスは経験と共に正比例するものではないでしょうか。

自己肯定感が低い自分が嫌で

自己肯定感を高めたくて、親に認められたくて

我武者羅に突っ走って来た人生。



そんな日々に疲れ果ててしまった時に

『別に認められなくてもいいじゃない?』

『嫌な事はもう我慢しなくてもいいじゃない?』

もうひとりの私が、私の中で囁きました。



【親の期待、希望に添えない子供はダメな子】

そんな『呪い』を払拭したある日。


私は、本当の意味で【自分の人生は自分で決める】と決意しました。


親に認められなくても、必ず誰かが見ていてくれます。


そして、我が子にはとにかく自由に、人生は楽しむ為にあるもの、夢を叶える為にあるものだよと小さい頃から教えています。


自己肯定感がうまく育たなかったあなた。

決してあなたが悪いのではありません。

今日から、今から、自己肯定感を自分自身で高めてあげましょう。

好きなこと、ワクワクする事を最優先して

嫌な事、ネガティブな人からは離れましょう。


やめる事は決して悪い事ではありません。

別れは出逢いの始まりです。

執着を手離して、新しい世界、新しい自分にいつだって誰だって生まれ変わる事が出来るのですから。