カテゴリ:DIY
私は、仕事柄、国内外への出張が多く、スーツケースを頻繁に持ち運びます。
スーツケースと言っても、リモワとかの有名どころは価格が高すぎて手が出ませんので、 いつも1万円前後のものばかり購入しています。 私のお気に入りは、イトーヨーカドーで販売されている、Travel Expertというブランド。 1万円くらいでもしっかりと作られています。1代目のTravel Expertは5年問題なく使用していましたが、伸び縮みするハンドル部分が壊れ、自分で治しながら使っていました。しかし、それも長くはもたず、、、2代目を購入することになりました。 この2代目が「はずれ」なのか、半年でキャスターが壊れてしまいました。 修理に出すと\3,000~\5,000ほどかかるようです。 1万円くらいの本体にそんな高価な修理費用をかけることはできませんということでで、ググると皆さんご自身でキャスター交換をされていますね。私も、それを参考に自分でキャスター交換したのが、これ。 まあ、これでもかなり苦労したのです。 よくみると少し浮いているのがわかります。そう、キャスターサイズが違うのです。まあ、これでも問題ないのですが、、見た目がちょっと、、と思っていました。 そうこうしている間に、もう一台の中型スーツケースのキャスターが偏摩耗し回転不良を起こしていました。実は、この中型スーツケースはネットショップで\8,000で購入(安い!)した中国製ノーブランドもの。それを海外出張に持っていったのですが、出発の空港に着く前にキャスターが壊れ、散々な出張でした。出張から帰ってくると購入元に連絡をし、保証期間中ということもあり無償で交換用のキャスターを送ってもらい自分で交換したものでした。その時送られてきたのが、これ。 キャスターだけではなく、台座ごと送られてきました。台座とキャスターがセットのアッセンブリなのでしょう。 その時、交換した所とは別の場所のキャスターが、今回も偏摩耗しています。 この中型スーツケースの保証期間はとっくに過ぎていますので、自分で部材調達せねばなりません。 キャスターだけ交換すれば治りそうなので、キャスターのサイズを測ると キャスター計:50mm キャスター幅:17mm ボス幅:20mm しかし、このサイズのキャスターが全く見つかりません。スーツケース業界で談合しているんじゃないかと思うくらい存在しません。 10店舗近くのホームセンターに足を運び、、、、ネットでも見つからず、、、、 ネットを彷徨っていると、「崇明」というショップをAmazonで見つけました。 このショップは台座付きのキャスターを販売しており、写真には各測定値も記載されているので、運が良ければ自分のものと合うものが見つかるかもしれません。実際、私が欲しいものとそっくり(たぶん同じもの)が見つかったのですが、それでも\2,500位します。送料を合わせると\3,000を超えます。 何とか、自分で治せないかなーと思い、ホームセンターでこれを見つけました。 スーツケースを自分で治す人にはお馴染みの「ハンマーキャスター」。 形がなんとなく似ています。なので、これを\400くらいで「島忠ホームセンター」で購入。 これを、何とかこれ↓に取り付けたい! この中央に鎮座するリベットみたいのが曲者。 余計な個所をノコギリで切り、、、 はんだごてで余計な個所をぐちゅぐちゅ溶かし、、、 このリベットがなかなか切れない。いや、絶対切れない。 なので切断をあきらめ、さらにはんだごてで溶かすことに。 見事、リベットの取り外しに成功。 大きく穴をあけすぎたので、適当なワッシャーを入れてみる。 (ちなみに、うっすら読み取れるJLC062-2…の文字をネットで調べても何もヒットしません) パテも使い、開けすぎた穴を埋める。 イエーイ、なかなかうまく行きました。 ちなみに、もう1個作成。 はんだごて作戦だと身体に悪い臭い煙が出て近所にも迷惑なので、ドリルでトライ。 手間は、はんだごてと同じくらい(面倒)。30分くらいでリベット取り外し成功。 自分的には大満足。 もし、次回こわれても\400でキャスター交換が可能になりました!! でも、実は、ここまで行きつくのに、、、 いろんなサイズのキャスターや工具、特殊ねじ、ボルトを購入し\6,000位使いました。 本末転倒です。いい暇つぶしにはなったけど。 セメダイン エポキシパテ金属用 60g ハンマーキャスター キャスター 420Y-R 40mm ハンマーキャスター キャスター 420Y-R 50mm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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